製品開発協力者様 浅間氏 レポート |
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浅間氏から試作ジギングロッドと試作ジグのレポートをいただきました。 漁でご使用いただいております。 詳細で明確なレポート、製品開発に非常に役立ちます。 ありがとうございます。 ■浅間氏 レポート■ レポート 底物 全国的に桜の開花の便りが聞かれる頃になりました。 先に送った青物編のレポートに続いて今回はスーパーマルチパーパスな試作ライトジグロッドのレポートになります。 桜の花が咲いて海水温度も表層ではやっと14℃を超える位に上昇して来ました、 まだ底層付近では上昇していないかもしれませんが季節を先取りして春期に釣る魚を狙ってみました。 タックルはいつも変わり無く、ライトジグロッドにオシアジガー2000NRHGにPEライン2号にフロロリーダー8号の お決まりの組み合わせになります。 実は数日前から産卵を控えた大アジがアマダイを狙っていると外道で釣れたりしていました。 通常アジ釣りは15b程の自作のサビキ仕掛けで漁をしています。 また、釣る時期も古老の漁師曰く「ホトトギスが飛来して鳴き始める頃より始まり、 鳴き声が聞かれ無くなる頃に漁期が終わる!」との事。 このホトトギスが鳴いている間の最盛期はアジの群れも大きく、 それを魚探で見つけて仕掛けを流し入れて釣るので、今回のような群れが固まらずに魚が点在しているような時は 非常に効率の悪い釣りになります。 この日は凪でしたが波長の長い「うねり」があり底物を狙うには厄介な条件でした。 基本アマダイ狙いのアジ釣りなので底質は砂泥になりますが、点在する海底の「飛び瀬」もあって、 そこを住み処とする「フィッシュイーター」も居るために気が抜けません。 水深は最深部で102bで浅い所では85b程です。 使用したジグは市販品の200cで丸一日これで通しました。 基本の誘いは海底からアマダイは5b迄、アジは15b程を目安に魚探の反応を見ながら探って行きます。 潮は速すぎず丁度良くトロトロ流れてくれてアジ釣りには好都合でした。 おかげでアジの活性が高くジグに良く反応しました。 サビキ仕掛けで釣ると大小サイズが混ざるのですがジグになると大型のアジしか釣れません。 そしてこの大型アジのジグに「ジャレ着く」ようなバイトをライトジグロッドのティップ部分のモタレが 弾くこと無く捕らえて、ベリー部に伝わった辺りでバットパワーにものを言わせて一気にフッキングさせる! この一連の動作が水深90b迄伝わってほとんどのアジの鼻先に鈎掛かりしていました。 また、アマダイは今年になって最大の自己記録に200c足りない1、8`と1、7`の二匹で3、5`のランカーサイズ! オマケで根周りで釣った このライトジグロッドでの記録更新魚のマハタは5、1`でした。 1日を通して全く同じタックルで様々なサイズの魚を狙って釣る事が出来るスーパーマルチパーパスなライトジグロッドは もう手放せません。
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