製品開発協力者様 浅間氏 レポート




 浅間氏から試作ジギングロッドと試作ジグのレポートをいただきました。

 漁でご使用いただいております。

 詳細で明確なレポート、製品開発に非常に役立ちます。

 ありがとうございます。


 生の現場での声は非常にヒントになることが多いです。

 釣りのヒントになることも浅間さんのレポートにはたくさんあります。

 ご覧下さい。




 ■浅間氏 レポート■

 レポート 青物ジギング


 各地で梅雨入りの発表が相次いで海にも初夏の使者のトビウオが多く見られる頃となりました。

 4月中旬に新しく届いた試作ジグロッドのベイトタイプのテストを青物で行っているので

 これまでの釣行をレポートさせていただきます。

 タックルは事前に伺っていた各ロッドの特徴を踏まえてそのロッドのパワーに応じたリールを選択し

 海魂3000番にPE2、5号にリーダーはフロロカーボンの12号のセットとオシアジガー2000NRHGにPE2号にリーダー10号の

 セットになります。

 ジグはカーペンターの魚型ジグや市販の物を使用しました。


 釣り場の水深は40m〜80m前後で潮が速くない海域から3ノットを超える海域まで幅広くテストしています。


 前記した試作ジグロッドが何とか春マサに間に合ったためヒラスと3`前後のワラサから10`超えの

 鰤サイズ迄で試す事が出来ました。

 既に販売中のスピニングリール仕様との比較のためPSC61MRを併用して試釣していますが、

 私の個人的な考えを述べるとベイトタイプの利点は

 @ 同じパワーのスピニングロッドよりも更に重いジグをコントロールしながら使用出来る。

 A ジグのフォールスピードをコントロールし易い為に魚種別にフォールスピードを変えて

   フォールバイトを拾ってフッキングに持ち込める。(鯛やメダイ、マハタ、ヒラメ、鰆等に有効です)

 B スピニングに比べて細かい誘いが出来る。

 と言った様なメリットが有る事が実は昨年から使用しているマルチパーパスライトジグロッドで判明していました。

 新しい試作ジグロッドはPSCシリーズの特徴を持つ物やマルチパーパスライトジグロッドの特徴を持つ等、

 パワーやレングスも様々で実際これ等を魚種によって使い分けていますが

 中には「鯛ラバ」で使用すると凄く具合の良い「ウルトラライトパワー」のロッドも含まれています。


 カーペンターのロッドに共通する特性はロッドパワーやレングスは変わりはしても一貫して変わらない物があります。

 それはロッドの持つズバ抜けた復元力 (=ロッドを立てた状態をキープするだけで勝手に魚が浮いて来てしまう)

 に有ります。

 そして、その技術は大型魚釣りで培われた物で有る事を伺って、納得させられました。

 どんなにライトなパワークラスのロッドでも、それが変わらない事が今度の試作ジグロッドを通して感じる事が出来、

 これから先も変わらないで有ろうこの特性を持ったロッドのテストに携わる事が出来て感謝しています。

 出来る限り早くアングラーの皆さんに使用して頂ける様にと、現場でテストを重ねてより良い製品にして

 世に送り出せるよう微力ながらお手伝いさせて頂きます。


 今までには無かった道具が生まれるとそれに伴って新たにメソッドが育まれて更に釣りが進化して行く。

 今後も進化し続けるカーペンターに期待しています。







 マルチパーパスライトジグロッド6.8フィートと

 PSC61MRでヒラスとワラサ
 

 試作ベイトジグロッド6.4フィートと

 海魂の組み合わせで魚型ジグにヒラス
 

 試作ベイトジグロッド6.4フィートと魚型ジグにタイ
 

 PSC61MRと試作ベイトジグロッド6.4フィートでヒラスにワラサ、

 鰤でイグローの160gが満杯
 

 試作ベイトジグロッド6.4フィートでヒラス
 

 試作ベイトジグロッド6.4フィートに市販のジグ300cにマハタ。
 

 上記の試作ベイトジグロッドは異なる試作ロッドに

 市販品ジグで鰤。
 



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