The fishing for the product test
テスト釣行レポート



 Cutlassfish (Shizuoka Prefecture)

   August 31, 2015


 ●場所 静岡県 天竜川沖

 ●釣り日時 2015年8月31日

 ●ターゲット フィッシュ タチウオ

 ●テスト内容 試作ライトジギングロッド / 試作ジグ


 天竜川沖 タチウオ

 富山湾のテストからの帰りに、彦坂さんから

 『天竜川沖でタチウオが釣れています。行きませんか?』

 との連絡がありました。

 たくさんのテストを進めたいものがあるのでお願いをしました。

 帰宅して、すぐに静岡へ向かいました。


 タチウオ ジギングで釣果を伸ばすには、

 ジグが受ける負荷やライン負荷に対して適正なパワーの

 ロッドのセレクトが非常に重要だとテストで感じています。

 また、船長の操船の特徴で適正なロッドパワーが変わるとも

 考えています。船を立てながらも積極的に船を移動させて

 群れを追うタイプの船長の操船には、ロッドパワーが

 あるほうがよいと感じます。


 昨年、ライトジギングロッドの試作のパワーのバリエーションが

 少なかったです。天竜川沖のタチウオ ジギングの水深に対して

 適正なパワーのロッドが無く、たいへん苦戦をしました。

 水深が深い場合、ロッドがライト過ぎるとアクションが付かない。

 フッキングパワーが出ない。フッキングが遅れるので

 掛け損なう。


 パワーのあるロッドで ”動きが緩いアクション” を付けるには

 アクションを殺して繊細な操作をすれば可能ですが、

 パワーの無いロッドで ”しっかりアクション” させることは

 難しいと感じます。

 一本しか竿が無いなら、私ならパワーがあるロッドを選びます。

 しかし、一番良いのは、状況に応じた適正なロッドが

 2〜3本あることが有利だと思います。

 
 写真の試作ロッドは、水深が100mオーバーでもジグの動きを

 捉えられて、意のままのアクションが出来ます。

 今回使用して、方向性は間違っていないと確信しました。

 タチウオ暦 10年以上の彦坂さんが竿頭 39匹、

 私が33匹とよい成績でした。


 非常に使いやすく、魚がよく掛かってくれます。


 
 

 『曲げた時に安心感があり、思うようにジグが動いていいね』

 と彦坂さん
 

 彦坂さん バンバン ヒット!
 

 こちらの試作ロッドは、浅いレンジに対して

 適正なパワーのロッドです。


 夜の水深が浅いタチウオ、松山沖の水深25〜30mの

 ポイントで良いと考えています。

 アクションは大きく分けて3つのアクションがあります。


 ロッドはライトですが、ブリが掛かっても安心感を持って

 釣れています。

 非常にブランク剛性が高いライトジギングロッドです。

 対象魚はマルチに使えるライトジギングロッドです。
 
 

 魚を掛けながら、色々な試作ロッドを使いました。

 今回の魚のヒットゾーンは、70〜110mでした。

 80〜90mでのヒットが多かったです。


 水深に対して適正なロッドは、使っていて気持ちがいいです。
 

 今回、彦坂さんも私も前半スレ掛かりが多かったです。

 ジグのスピードを若干抑えたら、口に掛かるようになりました。
 

 テストを行った試作ジグ


 よく釣れました。

 鉛のままですが釣れます。

 しかし、ホロなどの反射が無いのでアピール力に劣るので

 釣果は落ちると思います。

 カラーも無いので不利ではあります。

 特にタチウオは、その傾向が顕著と言われています。


 反射やカラーの影響を排除し、”ジグの動き” による

 ”魚の反応” が見たいので鉛のまま使っています。


 試作ジグ、使いやすく、釣れる物が出来てきています。


 

 たくさんタチウオが掛かり、色々な事を試す事が出来ました。


 帰宅後、材質の異なるライトジギングロッドの試作が

 完成していました。

 近々にテストを行います。




 船長 彦坂さん 皆様 ありがとうございました。
 



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