製品開発協力者様 富樫氏 レポート




 ■製品開発ご協力者様 富樫氏からレポートをいただきました。

  ありがとうございます。




 2014年2月3日〜13日でクリスマス島へ行ってきました。

 今回で3回目となります。

 GTは2人で79本釣れました。
 

 美しいラグーン
 

 「これが国際空港…?」と思ってしまう。
 

 今回もイカリハウスにお世話になりました。
 

 アメリカの方が5人 オーストラリアの方が2人

 韓国の方が1人いらっしゃって、

 すでに2週間滞在されていました。

 各国のお話や色々な写真を見せて頂いて

 楽しい時間を過ごせました
 

 今回も体重計を持ち込んで船上実測しました。
 

 同行者の篠原君。昨年は沖縄だけで13本

 合計300kg以上のGTをキャッチしています。

 20代という若さも手伝ってガンガン釣り上げてました。

 

 32kgGTも安定したファイトで安心して見ていられる。
 

 フェイバリットロッド TBL83/32

 自分の身体にマッチしたロッドはとても使いやすい。
 

 大きなキハダが釣れました。

 この時の状況ですが、鳥は全く飛んでなく、

 完全なるブラインドでしたが、試作ルアーに

 物凄い勢いで出ました。ロッドはTBL83/32でした。

 100mほど走られましたが、掛かりどころが良かったのか?と

 自分にマッチしたロッドだったのでドラグを締め込む事が

 出来たので、4〜5分でキャッチ出来ました。
 

 篠原くんBLC80/40R−PM・SCに

 約15kgの高負荷ドラグを掛けてのファイト。
 

 35kg GTをあっという間にキャッチ!
 

 CV79/35 最高に使いやすい!
 

 船上実測44kg GT

 試作ルアーのBF160に出ました。
 

 BF160…

 最終的に大きなGTに根擦れされロストしてしまい

 ルアー画像はありませんが、物凄いポテンシャルを感じました。

 大きなGTばかり出てくるのです。

 しかも出方が凄い!

 BF160を使っている時は全てと言っていい位、

 全身丸出しで思いっきり出ました。

 あまりにも大きいGTばかり出るので

 試作BF160を投げるのを躊躇する位でした。

 

 篠原くん CV79/40で高負荷ドラグを掛けてファイト。
 

 クリスマス島のGTは本当に強いと感じます。

 8kg位のGTでも10kgドラグをガンガン出します。

 嘘のような本当の話です(笑)

 しかも水面に浮いてからも再度突っ込みます。

 ヒラマサのようです。

 

 懐かしいアンティアス180でキャッチ。
 

 試作ルアー
 

 この試作ルアーですが、「チェイスはしてくるが

 バイトしてこない状態」が続きましたが、

 突然このルアーにしかバイトしてこない状態になりました。

 何の条件が揃うとこの試作ルアーが強いのかわかりませんが、

 ある条件下では非常に強いのは間違いないと思います。

 

 ニュージーランドのヒラマサでも良い結果だったと

 お聞きしていた試作ルアー

 どのような状況でも反応良かったです。

 しかしながら深場で大きいGTに深く潜られた際に

 かなり水を吸ってしまったのか?

 120gだったルアー重量が141gになってしまいました。

 そのためアクションが変わり、

 全く釣れなくなってしまったので使用を途中でやめました。

 


 去年より使用している試作ルアー

 今回もとても反応良かったです。

 どのような状況でもバイトが多く、

 他ルアーに比べ魚の出方が違います。

 勢いがあります!

 今回は魚が出なくて困った時にしか

 使いませんでしたが、通しでこのルアーを

 使い続けていたら恐ろしい数のキャッチに

 なっていたと思われます。


 


 γ160Hもよく釣れました。

 

 γ120H試作ルアー

 バランスの異なる3種類のタイプ

 昨年から使用していますが、やはり今回も3種類のうち

 2種類はあまり反応良くなかったです。

 ですが、なぜかわかりませんが1種類だけとても反応が

 良いタイミングがありました。

 同じタイミングで他2種類も投げましたが

 反応無かったです。

 微妙なバランスの違いなのでしょうが…難しいです。

 


 今回もガイドにナタンをリクエストしました。

 とても陽気で彼と一緒だと笑いが絶えません。

 頼りがいのあるナイスガイです。


 


 2週間滞在しているアメリカ人グループは

 釣り番組の取材?だったらしく

 急遽ノットの撮影になりました。

 篠原くんがFGノットを組んでます。


 


 のんびりと時間が過ぎていく島です。

 


 島の人達は皆とてもフレンドリーで笑顔が素敵でした。

 

 今回は2人でGT 79本・外道多数と良い釣りが出来ました。

 これはルアーの使い分けによる部分が要素として

 多くあると思いますが、今回は上手くハマった感じです。

 クリスマス島といえども条件が揃い、

 適切なルアーでなければ釣果は望めないです。

 まだまだ自分にはどのような条件で

 どのようなアクションのルアーが良いのかまでは

 わかりませんが、同じような形状のペンシルでも

 ちょっとしたバランスによって、ある条件では

 爆発力があるルアーや活性の低い時に有効なルアー。

 大型が集中して出るルアー etc…ポッパーも含め

 存在すると思います。

 使い分けは私には難しい事なのですが、

 使い分けを意識すれば釣果が上がるのを

 今回も実感しました。


 今回、特に衝撃的だったのがBF160試作です。

 なぜあんなに大型ばかり反応するんでしょうか?

 しかもビビッてしまう位のバイトで…

 きっと小西さんの事なので、もっともっと突き詰めて

 調整すると思いますが、

 完成したら恐ろしいルアーになる気がします。

 

 ※ よくルアーの手入れについて聞かれるので

   紹介させて頂きます。


 私は密閉性の高い容器に「シリカゲル」を入れて

 ルアーを乾燥させています。

 容器とシリカゲルはインターネット等で手に入ります。
 


 水分を吸って重くなってしまったルアーを

 シリカゲルに埋めていきます。


 


 私は2段に埋めています。

 


 水分を吸って重くなってしまったBF120ですが、

 少し傷があったようで、思ったよりも水を

 吸っていて126gまで重くなっていました。


 

 約2週間後にシリカゲルから取り出し計ってみると、

 元の重さの114gまで乾燥しています。

 (魚に深く潜られた場合は水圧の関係なのか、

 水分が木の奥まで入ってしまうようで、乾燥しづらくなります。

 その際は3週間〜4週間位シリカゲルに埋めておきます)


 (元の重量を把握しとくために新品時に計り、

 その重量をマジックなどで端に書いてます。)

 その後、歯型などで傷ついた箇所をウレタンなどで

 埋めていき、完全に硬化させて終了です。

 ルアーは水を吸って重くなるとアクションが

 変わり釣れなります。

 私は釣行毎に使用したルアーをメンテナンスして

 ベストな状態で使えるようにしています。

 



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