製品開発協力者様 浅間氏 レポート



 浅間氏から試作ジギングロッドと試作ジグのレポートをいただきました。

 青物漁で試作ジギングロッドや試作ジグをご使用をいただいております。

 試作のライトジギングのレポートをいただきました。



 ■浅間氏 レポート

 2014年12月 レポート

 こんにちは、12月に入り冬型気圧配置になり時化が続いて思うように沖に出られません。

 先日、11月の水揚実績表を入手しましたので報告しておきます。

 青物(ヒラス、ワラサ、ブリ)のトータル水揚げ量は570Kgでした。

 PSC61MRと6、3feet試作ロッドや、試作魚型ジグが活躍してくれました。


 さて、今回はPSC61MRと並行して今秋からテストしている

 ライトジギングロッド(ベイトタイプ)のレポートをしたいと思います。


 『一昨年辺りから試行している底物(大型甘鯛、ヒラメ、マハタ)や鯛を狙って

 ベイトタックルで釣りをしているのですが、縄張りを持っている魚種に対して

 アピール重視のルアー選択をした場合はルアーも大型で重量もあり、

 水深も80b前後で更に風波やうねりに因る船の上下動で、既存のライトジギングロッドではバットパワーが

 足りずフッキングが上手くいかない事が多くファイト時にも苦戦しています。』 と言った内容の悩みを伝えたところ 、

 しばらくして送って来られたこのロッド。当初は底物狙いで使用していました。

 ティップ、ベリー、バット部がよどみ無くパワー伝達されていて使用するルアーのウエイトに応じて

 各セクションが適切に働き操作感も良くさすがです。


 気に入っている特徴の一つにティップ部の「もたれ」があります。表現するのが難しいのですが、

 ティップ部が直ぐに戻らず軽く「お辞儀」している状態で、前記した船の上下動の大きい時に

 バイトを弾いてしまう事の低減に役立っています。


 更に、PSC61MR等でジギングしているポイントにて潮が緩んで食い気が落ちて、

 魚探の反応も沈み魚が居るのは判っているのに通常ジギングでは喰わせ難い状況で、

 このライトジギングロッドが真価を発揮しています。


 ベイトタックルの利点の一つである「細かい誘い」が出来る点とライトタックルである事で、

 カドの無い滑らかなルアーアクションを演出できる点にあります。


 そして魚を掛けてからはバットパワーに頼ってロッドをフルベンドさせて堪えて魚が疲れたところを見計らい、

 いなして取り込む作戦が効を奏しています。

 いつも上手く行くとは限りませんが今のところ「根ズレ」で切られた事はありません。


 柔らかいロッドを使用してドラグテンションを余り掛けずにファイトした場合は魚が暴れない傾向にありますが、

 私の釣りはロッドを曲げてテンションを掛けるスタイルなので魚とスリリングなやり取りが楽しめます。

 参考までに使用しているタックルはPEライン2号にフロロカーボンリーダー8号(リーダーが弱いセッティング例)で

 リールをオシアジガー2000HGを使用してドラグテンションはMAX5〜6`です。

 瞬発力のある青物に対してはギリギリの設定にしてあります。


 このタックルでの最大魚はヒラスの9、5`です。

 この魚を釣った3日後にも6、7`のヒラスを釣り上げて先の魚をランディングした事が『フロック』でないことを

 証明出来たような気がします。

 一見すると「タイラバロッド」と区別がつかない程の外観のこのロッド

 勝手ながら私が名付けたこのライトジギングロッドの仮称は「スーパーマルチパーパス ライトジギングロッド」

 ちと長い名称ですが気に入っています。

 「小」はレンコ鯛や甘鯛から「大」は中型ヒラスや大鰤まで狙える!

 今ではもう手放せない私の「マストアイテム」になっています。

 これから本格的にシーズンインする鰤や正月相場のマハタ狙いに活躍してくれそうでワクワクしています。




 ライトジギングロッドでヒラマサ9.5kg 6.7kg
 

 試作ライトジギングロッドでタイ 6.7kg  3.8kg
 

 PSC61MRと魚型ジグ コシナガマグロとサワラ4kg
 

 ブリ9kg

 PSC61MRと魚型ジグ



 ヒラメ

 PSC61MRと魚型ジグ

 

 試作ライトジギングロッドでマハタ 3.7kg


 試作ライトジギングロッドでヒラメ 3.9kg
 

 PSC61MRで良型ヒラマサ 多数キャッチ
 

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