製品開発協力者様 浅間氏 レポート




 浅間氏から試作ジギングロッドと試作ジグのレポートをいただきました。




 ■浅間氏 レポート

 2014年10月


 こんばんは!

 10月に二つの台風と私用で漁に出られずロッドやジグのテストが出来ずにいましたが

 昨日は凪になりようやく出漁できまして良型のヒラスが揚がったので、その釣行をレポートします。


 まずは使用タックルから!

 ロッドは今秋に発売開始予定の PSC61MR にステラ10000XGにPE4号にフロロリーダー20号

 ジグはカーペンターの魚型試作ジグ180cの赤金カラー

 



 もう一本のロッドは試作の6、3feet(3月に13`の鰤を揚げた竿)に同じくステラ10000XGにPE3号にリーダー16号

 ジグは同じく魚型180cのシルバーです。

 (結果的に潮が濁っていたためか?赤金カラーに当たりが多いように感じられました。)


 当日の海況は北東の風が4m/s〜風弱くで台風に因る「うねり」は残るものの凪でした。

 水色は大荒れの後なので冬場に見られる緑がかった濁り潮でした。

 潮速は1〜1、5notで小潮周りにしては速い潮でしたが北から南に流れる潮の為

 風とも同調しているのでラインのフケが余り出ずにシャクリ易い潮でした。

 ポイントは水深が80b前後です。


 この日は朝早くから出漁して他のポイントも探ってみたのですが芳しく無く

 様子見で立ち寄ったところ魚探に映し出された青物の反応に直感的に「これは食う!」 とジグを入れたところから

 この日の釣りがスタートしました。


 



 半日入れ食い状態が続いて以前のレポートでも紹介した

 一匹釣る度に2つ有るタックルをチェンジしながらテストを行いました。



 チェック項目は大まかに三つ。

 ジグのアクションの付け易さ。

 フッキング性能。

 魚のコントロール性能です




 今回はPSC61MRで12、7`(実測)


    




 試作6、3feetで10`前後のヒラスをランディングしましたが、やはり良型を狙う場合には

 私的な意見になりますがPSC61MRに軍配があがります。

 その理由としてロッドの持っているずば抜けた「リフト力」にあります。




 掛けた魚が大型になるに従い、そのファイト時において魚のファーストランを凌いだ後、

 セカンドランを終える辺りから、その走りが鈍くなり魚の疲れが見えてきた頃によく体験する「首振り」時に

 魚の残っている体力を奪う目的でロッドを「フルベンド」させてリールを巻き

 魚の頭をこちら側に向けさせて一気に底を切り安全ゾーンにてやり取りする。



 このパワーファイトがPSC61MRでは実践できます。

 また、かつての大型魚に作られた硬いロッドに有りがちな

 小型魚が掛かるとあまり曲がらないので逆テコの原理が働いて、かえって辛い。

 と言った事も無くヤズ、ヒラゴサイズから15`超えのヒラスまで釣り易いロッドだと思います。


 釣り竿は嗜好品であるため「私のお気に入り」であっても他のアングラーにとっては、

 気に入ってもらえないも知れません。

 しかし、いろんなジャンルの釣りを経験された方や、現場での釣り歴の長い人ほど

 このロッドの良さが伝わるのではないかと思います。



 最後に昨日の水揚げを報告して終わります。

 ワラサ11匹(3〜4、5`)40、1Kg

 ヒラス20匹(2〜4`)48、2Kg

 同じくヒラス8`、10`、

 12、7`(実測)この3匹で30、7Kg

 ヒラメが1匹3`で

 総水揚げ量122Kgと大漁でした。


    



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