The fishing for the product test
テスト釣行レポート


 GT  Amami (kagoshima-prefecture)

  June 15, 2014


 ●場所 鹿児島 奄美大島

 ●釣り日時 2014年6月15日 〜 6月19日

 ●ターゲット フィッシュ GT

 ●テスト内容 試作ロッド / 試作プラグ



 奄美大島 GT

 キャスティングのショートロッドの試作が完成したので

 奄美大島でテストを行いました。


 KLL74/32 がとても使いやすく、

 γ BF パンドラ ゼウスの操作がしやすく、

 ファイトが楽です。私はとても気に入っています。


 これが理由でパワーとレングスが

 異なるショートロッドの試作を作りました。

 タイプが異なるヘビー2本とタイプが異なるライト2本の

 合計4本を作りました。

 特別な飛距離を必要としない場合で、ファイトに重きを

 置きたい時によいと考えます。

 
 

 前回の釣行とは打って変わって、

 非常に高い活性でした。


 ダブルキャッチも何度かありました。

 天気が良くなく、途中で台風が抜けていきました。

 今回、奄美周りでの釣りでした。


 たくさんのGTがヒットして、持ち込んだ試作ロッドを試せました。
 

 2日間ほぼずっと雨でした。

 この時期、奄美、トカラは梅雨です。
 

 手島さん ファーストGT キャッチ!

 おめでとうございます!


 γ120でヒット!
 

 試作ロッド TBL80/35(仮称) が曲がった!

 ペンシル シンキングペンシル共にアクションが付けやすい。
 

 ゼウス150+25


 ゼウスでGTによく効くアクションは、

 『ワンピッチ』 と 『ゆっくりとしたジャカジャカ巻き』 です。

 状況により、使い分けるとよいと感じます。
 

 GT32kg

 試作ロッド TBL80/35(仮称) + ゼウス150+25
 
 

 富樫さん ヒット!

 フェバリット KLL74/32 カスタムが曲がった!
 

 富樫さん GTキャッチ!

 試作ルアー γ120Hでヒット。



 γ160Hが強烈に効く時があり、GT ヒラマサ マグロ釣りに

 とても人気があります。

 Hシリーズの他のサイズのご要望を

 いただいております。現在、γ90H γ120Hの

 プロトを作りテストを行っています。

 続いて、γ45Hも試します。

 

 西尾さん ヒット!

 EP85/36 が曲がった!
 

 パンドラ155
 

 西尾さん GT23kg キャッチ!


 『ボトム付近をパンドラで探ってヒットしました』 と西尾さん
 

 試作 ショートロッドのヘビー
 

 GT23kg

 パンドラ155+30


 パンドラとゼウスの使い分けですが、

 今釣行でも何人かの方から質問を受けましたが、

 GTの活性が関係していそうです。

 まだ、結論ではないですが、GTの活性が高くない時に

 ゼウスが強いと感じます。

 ゼウスしか当たらない状況を何度も経験しています。


 活性が高く、GTが群れでルアーを追う時は

 パンドラが強いと感じます。


 パンドラ ゼウスを使い分けることで釣果を伸ばせると

 テストから感じています。

 

 西尾さん 手島さん

 パンドラでバラハタ キャッチ
 

 西尾さん 試作ショートロッドのライト でヒット!
 

 西尾さん GT キャッチ!


 パンドラ155
 

 新しく作った試作ロッド 7フィート11インチ。

 パワーがあるが、楽に使えるパワーロッドを目指して

 開発を進めています。


 このファイトはGT23kgですが、外道の小型魚を釣るように

 簡単に即、キャッチでした。

 やはり方向性は正しいようです。

 大型魚をもっと楽に獲れる可能性を感じました・・・

 継続してテストを行いたい。

 

 ゼウス150+25 でキャッチ
 

 GT23kg

 ゼウス150+25
 

 富樫さんが 『自分の作った試作のシングルフックの動きを

 見て欲しい』 とタックルごと預かり、ルアーの動きを

 確かめていたらヒットしました。


 ロッドは試作のショートロッドのヘビー
 
 

 富樫さんのシングルフック


 ルアーはγ140 (特別色) 
 

 GT28kg


 試作ショートロッドのヘビー ファイトがやりやすい。

 アクションもつけやすい。
 

 手島さん ヒット!
 

 パンドラ155+30
 

 手島さん GT17kg キャッチ!


 EP82/38 カスタム + パンドラ155+30


 手島さん サイズアップ!
 

 手島さん パンドラでアオチビキ
 

 試作ショートロッドのライト

 すべて竿が機能して簡単にGTをリフト。


 今回、たくさんGTが掛かってくれて、

 色々な試作ロッドを試すことが出来ました。
 

 パンドラ155+30


 ゼウスとパンドラを状況で使い分けています。

 
 

 GT25kg キャッチ

 試作ショートロッド ライト + パンドラ155+30
 

 CV79/40


 海外で人気の CV79/40

 オールラウンダーで使いやすいと評判です。


 少し抵抗があるペンシル(BF160)を操作するのに

 利点があると考えて私は使っています。
 
 

 BF160 プロト

 ショートピッチでBFを動かしてヒット。
 

 GT キャッチ

 BF160 プロトでキャッチ
 

 試作ショートロッドのライト

 トップウォーターもシンキングペンシルも使いやすい。
 
 

 ニュージーランドのヒラマサにも効果絶大と

 レポートをいただいている試作ルアー


 このカスミアジ ハイジャンプでこの試作ルアーに

 襲い掛かった。

 こんなアグレッシブな捕食は今まで見たことがありません。

 この試作ルアーはフィッシュイーターを狂わす何かが

 あると感じています。

 

 試作ショートロッドのヘビー


 シャロー13mでヒットだったので、ドラグを締め上げて

 ファイトしました。GTは34kgでした。

 ドラグ値は14kgでしたが、過去のファイトで一番負担が

 少なく、即、キャッチでした。


 ファイトに於いてショートロッドの利点を再認識しました。

 飛距離との兼ね合いを考えて使えば、GTだけでなく、

 マグロにも強力な武器になってくれると思います。

 

 富樫さん 試作ショートロッドのヘビーでヒット。


 私が使っている試作ショートロッドのヘビーと

 富樫さんが使っている試作ショートロッドのヘビーは

 レングス パワーは同じですが、ブランクの性質が異なります。
 

 ダブル キャッチ
 

 GT34kg

 試作ショートロッドのヘビー + パンドラ155+30


 何かに襲われたのか、背中に古傷があるGT
 
 

 富樫さん KLL ゼウスでキャッチ
 

 富樫さん GT28kg キャッチ!


 試作ショートロッドのヘビー + KLL ゼウス
 

 彦坂さん 大きな当たり!

 EP85/36 が大きく曲がった!
 

 パンドラ155+30 がっぷり
 

 彦坂さん GT45kg キャッチ!

 自己記録 おめでとうございます!


 『EP85/36 のファイトが楽で、こんなに大きなGTが

 上がって来るとは思いませんでした』 と彦坂さん
 

 手島さん ヒット!


 EP82/38 が曲がった!
 

 手島さん GT30kg キャッチ!

 自己記録 更新 おめでとうございます!


 ルアーはパンドラ155+30

 『アクションを工夫したら、パンドラをがっぷり咥えた』 と手島さん
 

 彦坂さん ヒット
 

 彦坂さん GT キャッチ


 パンドラ155+30
 

 今回、ショートロッドの試作をメインにテストを

 行いました。


 ショートロッドは飛距離を必要としない場合に、

 特にファイトで利点があります。

 また、フローティングペンシルもシンキングペンシルも

 ショートロッドはショートピッチのアクションが付けやすいです。


 ロッドのレングスでアクションの質が変わり、

 釣果が変わることをジギングで学びました。

 GTにもっと応用することで、もっともっとヒット率を高められると

 考えています。


 色々な新しいアプローチが浮かんでいます。

 秋に再び奄美 トカラで試したい。


 船長 皆様 ありがとうございました。
 

 もしかすると・・・


 以前、リーダーとルアーの接続に ”打ち抜きリングとスプリットリングの組み合わせ” を私は使用していると

 説明をしていましたが、もしかすると、この方法は糸切れを起こす可能性があることに気が付きました。

 なので私は現在は行っていません。


 今回、GTが初めての方や国内GTが初めての方がおられて質問を色々受けました。

 その方々には、説明をしましたが、”打ち抜きリングとスプリットリングの組み合わせ” は

 ゼウスやパンドラなどのシンキングの自走しやすいルアーをしゃくるようにアクションさせた場合に、

 スプリットリングが打ち抜きリングに結ばれているリーダーを

 攻撃していまい、ファイトで糸切れを起こすことがあるような気がしています。

 ※理由はリーダーとスプリットリングが同一の穴にある為に干渉が起る。

 昨年、ファイト直後に負荷が大きく掛かっていない状態での謎のリーダー切れが3回あり、

 ずっと理由を考えていました。


 今年から ”スイベルとスプリットリングの組み合わせ” を使っていますが、リーダー切れはありません。

 スイベルの場合、リーダーを結ぶ所とスプリットリングを通す穴が別々な為に干渉がないです。


 もし、リーダーとルアーの繋ぎを ”打ち抜きリングとスプリットリングの組み合わせ” で行っていて、

 リーダーの根元が謎の糸切れを起こした経験がある方は、”打ち抜きリングとスプリットリングの組み合わせ” を

 使われない方がよいかもしれません。

 私はジギングでも ”打ち抜きリングとスプリットリングの組み合わせ” を止めました。


 これだけの説明では分かりにくいかも知れませんので、また詳しく説明をさせていただきます。





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