製品開発協力者様 富樫氏より クリスマス島 GT釣行レポート



 クリスマス島GT釣行 富樫氏より

 
製品開発ご協力者の富樫氏よりレポートをいただきました。

 2013年7月8〜18日

 クリスマス島 GT



 7月8日〜18日で今年2回目の

 キリバス共和国 クリスマス島に行ってきました。

 1回目は今年1月に福井さんのツアーに参加させて頂き、

 たくさんの事を学ばせて頂きました。


 今回のクリスマス島は状況的には風が強い日が多く

 思ったようなポイントには入れず、

 魚の活性も前回より低いように感じられました。

 (バイトも出た?って思う位の静かなバイト多数)

 しかしながらそこはクリスマス島!

 活性の高いエリア・時間帯で集中して釣り上げ、

 トータル65キャッチ出来ました。


 

 ガイドのNatanが着ていたTシャツ。
 

 美しい海。風は強かったですが晴天に恵まれました。

 

 今回も体重計を持ち込んで

 大きいサイズは船上実測しました。

 

 同行者の山岸さん。EP85/36をたくさん曲げてました。

 

 同行者の小泉さんに大きなGTがヒット!

 42kg!(船上実測)
 

  TBL83/32でヒット!

 今回のメインロッドとして使用しました。

 私にはロッドフィーリング最高でした!
 

 TBL83/32で大きなGTがヒット!

 クリスマス島のGTはよく引き、強い!と感じます。
 

 KLL実験ルアー (ショートタイプ) でキャッチ!


 フックはルアーサイズに適合する

 自作のシングルフックを使用しました。
 

 小泉さんと長さも同じだった42kg!(船上実測)
 

 KLL実験ルアー (ショートタイプ) 

 今回、たくさんのGTを釣らせて頂きました。

 活性が低い時に効果があると聞いていたので、

 魚の活性が低いと感じられる場面のみ使用しました。

 トモで投げていて、他の方がγ・BFなどを通した

 沈み根などに再度このルアーを通すと

 バイトが多発しました。

 アクション的には「ん〜… ちょっと… 違うかな…?」

 くらいしか感じないので、

 私にはよくわからないのですが…

 ちょっとした違いでここまで差が出るかと

 またまた驚いてしまいました。

 

 大好きなコーラルバイパーCV79/35!

 CV79/35はカーペンターロッドのラインナップでは

 中道的な位置付けになっておりますが、

 中道的であるが故にロッドフィーリングが

 マイルドで非常に使いやすく、

 パンドラに良し、γ・BFにも良し、

 もちろんポッパーにも良しで大変重宝しております。


 体力を消耗するGTフィッシングにおいて

 7.9ftの長さはファイトが非常に楽で、

 バッドへの曲がりがスムーズなので

 35lbのロッドパワーがあってもノサれづらく、

 キャストにおいては振り抜けもよく、

 ロッド自重が軽い為、体力温存に繋がります。


 身長165cm・体重56kgなので

 強いドラグが掛けられません。

 (10kg以上は無理・

 但しBLC80/35は10kg でも耐えられる)

 自分にはCV79/35はまだ少しオーバースペックかな?

 と感じつつも、とても気に入ったロッドになっています。


 確かに根のきつい場所や魚種・サイズによっては

 パワーのあるロッドや特性の強いロッドに

 なってしまいますが、それは体力・技術が伴って

 使えると思っています。


 今までロングロッドもパワーのあるロッドも

 使ってきましたが、私自身はCV79/35とTBL80/30・

 TBL83/32に行き着きました。

 今更ですが、自分の体格・技術に見合った

 ロッドを使う事で体力的に辛いGTフィッシングも

 さらに楽しくなり、またロッドを機能させる事への

 楽しさも生まれました。

 改めてロッド選びの重要性を感じています。

 

 海が荒れ気味だったのでBF120を多用しました。

 よく釣れました。

 しかしながら活性の高いポイントを探しきれないので、

 同じポイントを何回も流している為、スレてくるのか?

 BF120ではバイトが遠のきます。

 γなどに変更すると、多少はバイトしてくるのですが、

 海が悪いので思ったように操作出来ません。

 そこでBF120のアクションを「あるアクション」に変えると

 再度流したポイントでも連発しました。

 

 BF120で小泉さんナイスサイズキャッチ!
 

 KLL 006A(BF140)でもたくさん釣れました。
 

 皆がBF120でたくさんのバイトを出している中で

 ミヨシで投げていて一番有利な私のBF120に

 パッタリ出なくなりました。

 もしかして…と思い新品のBF120にすると

 連発し始めました。

 帰国してから計ってみた所、やはり水を吸って

 5gほど重くなっていました。

 ルアーは同じBF120でもローテーションしながら

 使っていましたが、まだ傷が少なかったので

 大丈夫と思い使っていたBF120でしたが、

 水を吸っていないBF120とは明らかに

 魚の反応が違いました。

 

 今回、ポッパーは非常に反応悪かったですが、

 γにもBFにも反応無く、

 ポッパー(SF)にしか反応しない時間もあり、

 かろうじてポッパーで3本キャッチしました。
 

 移動中に鳥が数羽回っていたので

 試しにキャストしてみた所、跳ねは無かったのですが、

 誘い出しで15kg〜33kgのキハダが出ました。

 KLL実験ルアー (ショートタイプ)の

 超ショートジャークで7投連続ヒットしました。

 キハダにも効くみたいです。
 

 誘い出しで釣れたキハダマグロ
 

 とてもフレンドリーな島の人達

 

 今回のクリスマス島もとても学ぶ事が多かったです。

 私は国内GTにおいて、ある目標を持っています。

 (大きいGTを釣るとかではなく)

 それを達成するべく経験を積める海外遠征をしています。

 きっと今回のクリスマス島遠征も実を結ぶと思います。

 ※ ある目標とは…人から見たら大した事ではないです(笑)
 


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