土井上氏からのレポート
小西様 カーペンタースタッフの皆様 お世話様です。
１０月３０日の外房を中心に報告させていただきます。
外房の乗り合いルアー船、込み合うハイシーズンの胴の間、浅根のオオマサを止めて取る。
外房のヒラマサも世界記録が出て以来３０キロ、４０キロ、さらに５０キロまで視野に入れて釣りを組み立て
なければならなくなりました。
ライン、リーダーは太くしていけばすみますが、ロッドが自分にとっても一番難しい選択となりました。
ミヨシや大トモは６人位、多くのアングラーが乗る胴の間は立ち位置は海面に近く、
隣のアングラーともわずかの距離。
横引きする方のロッドが目の前で引かれ、隣の方同士でタイミングを合わせながらアンダーハンドキャストを
繰り返してゆく釣りとなります。
手返しを考えると長さは７フィート位が限界と感じていました。
ブランクスは短くなるとバランスをとるのが難しくなるとの事でしたが、実際仕上がってきた70/20プロトロッドは
抜けも申し分無く、ガンマ９０をメインにBFの６０などの操作性もたいへん良いもので、何方でもストレスなく
扱えるものと感じました。
そして２シーズン外房をメインに玄界灘や青森のマグロやワラサ、サワラのプラッギングにも試し、
楽しい釣りをさせていただきました。
先日１０月３０日は４週連続で外房に出向き、いつもお世話になっている山正丸さんに乗船しました。
大型の回遊もあり船は顔見知りの外房フリークの方々でほぼ満船した。
釣り座はミヨシから降りたあたりの３列目、船は８m位の風と２m前後の波の中、大原沖の浅場のポイントを
攻めて行きます。
午前船も後半にかかった頃、胴の間の後方の方から単発的なバイトがはじまり、午前船で２０キロクラスを
含め３本の本命が上がりました。
午後船も通しで乗船し、後半に入り胴の間の後方のに派手なバイトがありヒット！
しかし残念ながらフックアウト、フックが２本のびていました。
その後、自分のガンマ９０にも派手な水しぶきを上げ突然のバイト、前の方のフックアウトもあり、
竿の角度とテンションの維持、巻き続ける事に集中、慎重にファイトし無事ネットインしました。
フック１本のみの針掛かりで慎重にいって正解でした。
魚は12.7キロ、この群れではアベレージクラスでロッドのポテンシャルにはまだまだ余裕があり、
ロッドの貯めで静かに浮かせることができました。
数日前には常連のY氏が製品となった『ＢＬＣ７０／２０・ＳＭＣ』で２８キロをあげておられ、
その可能性を存分に見せていただおります。
最後にミヨシ２列めの方がガンマ６０で１３キロ台を上げ午後船はオオマサ２本で終了・・・
長くまた、思い出に残る１日が終わりました。
今後も研究熱心な船長の努力や、進化を続けるタックルで外房ヒラマサフリークの夢が叶い続けていくと
思いますが、浅根の上でのシビレるファイトに、間違いなく強力な武器が増えたと確信しています。
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