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The fishing for the product test
テスト釣行レポート


 ■テスト釣行レポート■


  GT Fishing Australia

  September 16, 2011


 ●場所 オーストラリア 西オーストラリア(モンテベロ)

 ●日時 2011年 9月16日〜26日

 ●ターゲットフィッシュ GT

 ●テスト内容 GT試作ルアー

 オーストラリア GT

 オーストラリアの知人 ジムさんが企画された

 GTツアーに参加しました。

 日本からは茂木さんの募集ツアーでした。


 アングラーは オーストラリア ニュージーランド

 日本からの参加で16〜17人位、スタッフ5人位と

 凄い大人数でした。


 パースからカラッサというオーストラリア西部の空港へ

 行きました。

 砂漠が近いので、昼間の気温は38度ととても高いです。

 しかし、夜は一気に冷え込んで、16度くらいでした。

 寒暖の差がとても大きかったです。


 ジムさんと息子さん、そして奥さんも来てくださいました。

 釣り場は西オーストラリアのモンテベロという諸島です。

 船はブルーライトニングチャーターという

 西オーストラリアのチャーター船でした。


 カーペンターオーストラリア取扱店のオーナー様も

 みえておられました。

 天気は晴天で、波も大きくはありませんでしたが

 西からの風で外洋側はうねりが大きかったです。

 21フィート位のテンダーボートでの釣りは

 大きなうねりが来ると怖いと感じることがありました。


 ※これら写真の多くは茂木さんからいただきました。
 

 CV79/35 + パンドラでヒット

 うねりで砂が巻き上がって濁りが凄かったので

 4mのシャローでしたが、パンドラを使ってみました。

 小さなGT キャッチ

 阿慈知さん γ160Hのゆっくり引きでキャッチ

 ロッドは、間もなく発売される “EP86/40 R−PT”

 です。

 阿慈知さんが2011年春のテストでトカラにて

 GT50kg イソマグロ95kgを

 キャッチされたロッドです。


 エンドレス パッションシリーズで最強のパワーの

 ロッドです。PE8号まで可能なポテンシャルがあります。

 とても使いやすいロングレングス&パワーロッドに

 仕上がっています。

 うねりで凄い濁りです。

 水深6mでパンドラでヒットしました。

 トカラでもグリーンの濁り水の時に

 パンドラで良いおもいをしています。

 グリーンウォーターで水面への反応が良くない時に

 浅場でもパンドラ、効果があるかもしれません。


 水深が浅くても、パンドラで釣れることに驚きました。

 トカラでは水深16mで55kgのGTをキャッチしています。

 パンドラは深場だけでなく

 浅場の水面を意識しないGTにも

 試してみる価値はありあそうです。

 

 久しぶりにお会いした堀口さん

 ハンドメイドルアーでキャッチ

 γ160H でヒットしました。

 キャストしている所が水深4m位だったので

 PE10号が生かせる “MH80H” を

 使いました。

 “モンスターハンター” は 水深10m以浅のシャローや

 根の荒い岩礁帯を攻略する為に私がセレクトする

 一番のロッドです。


 日本人の平均的体力のアングラーなら “MH80H” が

 お勧めです。

 白人のパワーファイターの方々、

 日本人でも大柄でパワーのある方には 

 “MH79XH” がお勧めです。


 ※MH79XHは輸出仕様の為に日本ではほとんど

 流通しておりません。

 手に入れる方法は逆輸入、又はカスタムになります。

  

 餌付けされている巨大なグルーパー(タマカイ)

 重さの推定は分からないくらい大きいです。

 見た目には力士よりも大きく見えました。


 日本でも室戸沖で全長2.3m、重さ208kgが定置網に

 入ったことがあるそうです。

 場所を東側の外洋逆側に移しました。

 ここはうねりによる濁りはなく、

 水質は澄んでいました。

 下げ潮ということで、こちら側が潮表になり、

 グルクンのナブラがあちらこちらにありました。

 阿慈知さん “EP90−ICBM” + γ160H でヒット


 このGTは小型でリリースしましたが、

 このGTを捕食しようと60kg位あるのではと思えるGTが

 ついて来ていたそうです。


 全身ジャンプでGTがγ160Hを襲いました。


 非常にエキサイティングなバイトシーンでした。

 水深7mだったので ”MH80H” で初期設定ドラグ10kg

 すぐに締め上げてドラグ15kgのファイトでした。

 推定GT45kg 

 水深が浅かったですが “MH80H” で

 安心のファイトが出来ました。

 阿慈知さん “EP82/38” で余裕のファイト

 γ160H で推定20kg オートリリース

 MH80H ドシャローで強い味方になってくれる。

 γ160H ここでもよく釣れる。

 北のポイントへ母船で出掛けました。

 道中、かなり荒れていました。

 堀口さん ハンドメイドペンシルで推定GT35kgをキャッチ

 かなり以前からテストをしている試作ルアー ε140g

 今回、何故か、外道以外、ほとんど反応が無い。

 理由は分かりませんが、このルアー 

 今までからもGTが釣れる時は特別よく釣れますが、

 釣れない時はほんとうに反応が無い。


 ε30gはブリ ヒラマサに目に見える釣果を

 示してくれますが、

 GTに於いてのεは何か極端な性質を

 持ち合わせているようです。

 性能特化型の非常に尖った特性を感じます。

 個性があり、面白く感じるルアーなのですが・・・

 まだまだ調べる必要があるルアーです。

 

 阿慈知さん ”EP86/40 R−PT” で3mの

 ドシャローでパワーファイト。

 “EP86/40 R−PT” の特徴は、

 使用用途が多い120〜160gのγやパンドラを

 メインに使えて、かつMAXドラグを上げられるように

 バットパワーを40Lbに設定してあることです。

 遠投が必要、かつPE8号をフルに生かした

 パワーファイトをする必要がある場面で、

 効力を発揮します。

 

 阿慈知さん γ160H でキャッチ

 阿慈知さん 記録級のヨコシマサワラをキャッチ

 推定40kg

 堀口さん 自己記録 推定GT40kg キャッチ

 おめでとうございます!

 γ250gで小さなGT キャッチ

 どのような理由か分かりませんが、大きなルアーは

 全般的に反応が少なかった。

 茂木さん 記録級のヨコシマワワラをキャッチ

 タックルはEPの新型モデル 86/40 R−PT

 + γ160H

 γ160H 反応が良い。

 別船にてオーストラリア アングラーの方々の釣果

 ダンカンさん カスミアジ キャッチ

 ジェイさん GT キャッチ

 カーペンターロッド MHとCVを使って下さっていました。

 ジェイさんの友人 GTキャッチ

 リアさん ツチホゼリをキャッチ

 オーストラリアのGTクラブ

 モンスタークラス アングラーズのダレンさん

 モンテベロのポイントは大きく3つありました。

 島外洋側 島外洋逆側 島間のインナーリーフです。

 時間帯で餌の付き場が変わることで

 GTが効率的に餌を獲れるように場所を移動します。

 これを読んでポイントを絞ります。

 インナーリーフを狙いました。

 水深2〜3m位です。


 浅く、沈み根が点在しているので

 MH80H をメインに使いました。

 物凄い浅場でキャッチ

 ここでもγ160Hのスロー引きが良かったです。
 

 水深2〜3mでキャッチ

 γ160Hのスロー引きで食いました。

 釣り場を変えて、再び外洋側へ

 テンダーボートで出ました。

 ここは何度か攻めているポイントで

 同じ場所を攻めると、反応はγ160Hに

 集中しました。というよりこのルアーしか反応が

 なくなってしまいました。


 昨年の5月に行った オーストラリア GBRでも

 4人のアングラーがテンダーボートに乗り、

 私がγ140H(プロト) で9匹キャッチして、

 3人のアングラーの方がゼロということがありました。

 何も難しいことをしていないのに、勝手にGTが掛かると

 いう感じでヒットが続きました。

 ルアーの性質ってほんとうに不思議です。

 γーHシリーズ 色々なサイズを展開すれば

 もっと面白い釣り、釣果が得られるはずです。


 不思議 γ160H

 釣り座が後ろで、ポジション的に不利でも

 このルアー、目掛けてバイト・・・

 不思議 γ160H

 γ160H

 全長で136cm位のGT

 ボディーが分厚い。

 推定40kg

 スリットが入る下が見える浅場でヒットしました。

 MH80H + γ160H でキャッチしました。

 船長は、オーストラリアのマット ビントンさんでした。

 感謝


 阿慈知さん γ160H にすると

 3連続 ヒットしました。

 γ160H

 γ160H たくさん釣れてバランスが変わってしまった・・・


 阿慈知さん γ160Hが無くなった。

 この後、ヒットが無くなった。

 「γ160Hをもっと持ってきておけば、

 この3倍は釣れたのになぁ」 と阿慈知さん

 このルアーが無くなった途端に釣果が上がらなくなった。
 

 茂木さんが11年前に行かれたGTの楽園モンテベロ


 「GTが20匹くらい群れでルアーを追いかけていた。

 ルアーをキャストするのではなく、水面に垂らしたら

 ヒットした」 という凄い場所だったモンテベロ


 オーストラリアのGTアングラーの方々の中では

 「最近、モンテベロはGTが釣れなくなった」と

 言われています。

 前情報でも良い話は一つもありませんでした。


 しかし、まだまだGTはたくさん居ると私は感じました。

 また、大型GTの存在も確認出来ました。


 ここのGT ”ルアーに対してかなりセレクティブ” だと

 感じました。

 毎週、出船しているとのことでした。

 ポイントはかなり叩かれていると思います。


 茂木さんが11年前に行かれた時の話は

 今となっては夢のようです。


 ルアーを投げてただ巻けばGTが釣れるという釣り場は

 世界的に恐ろしい勢いで急速に無くなってきています。

 しかし、GTは居なくなったのではなく、

 既存のルアーにスレて釣れなくなっただけです。


 釣りが難しくなればなるほど、私達、カーペンターの

 存在意義が大きくなると思っています。


 ”簡単にルアーに反応しない魚を如何に釣るか” を

 考え抜いてルアー作りに挑んでいます。


 ルアー作りに答えは確実にあります。

 きちんとした理由もあります。


 ”カーペンターにしか作れないルアー”

 その思いが世界のアングラーの方々に伝わることを

 願う釣行でした。


 お世話になりました皆様 ありがとうございました。

 



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