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The fishing for the product test
テスト釣行レポート


 ■テスト釣行レポート■


  Blue Fin Tuna Fishing (Cape Cod USA)

  October 6, 2010


  ●場所 アメリカ ケープコッド (マサチューセッツ州)

  ●日時 2010年 10月6日 〜 10月12日

  ●ターゲットフィッシュ クロマグロ

  ●テスト内容 試作ロッド & 試作ルアー





 ケープコッド クロマグロ (前半)

 青森に引き続き、ロッドのテストに

 茂木さんのツアーにてアメリカのケープコッドへ

 行きました。

 茂木さんのお話では、高確率でクロマグロが釣れるとの

 ことでした。ロッドのテストが進むと期待していきました。


 アメリカの取引先さんへも行きました。


 ホテルから綺麗なサンライズ


 天候不良で3日間釣りに出られないということで

 ニューヨークのホテルで天候の回復待ち。


 青森の100kgマグロとのファイトの後遺症で

 背筋のスジが1ヵ月経ちましたが、未だにおかしいです。

 大きなマグロのパワー恐ろしいです。


 天気が回復したので、ケープコッドへ移動

 サミさんが運転して連れて行って下さいました。

 ありがとうございます。

 その日のベストなポイントの近くへ

 トレーラーで牽引して行って

 スロープで降ろすというアメリカンなスタイル

 1時間〜1時間30分ほど走ったケープコッド先端部の

 南側を狙いましたが、全くマグロの姿がありません。


 毎年10月は良いとのことでしたが、

 日本と同様にアメリカも高水温で

 地元漁師さんの話で、マグロの本群れは

 遥か沖に居るとのことでした。


 今年の海はシーズン的な規則性が

 読めなくなっています。

 

 たくさんの鳥が飛んでいて、鯨も頻繁に見ました。

 ベイとは何か居るようでした。


 マグロも100kgクラスは少ないものの

 50kgクラス前後は水中に居ると船長が言っていました。


 姿は全く見えませんでしたが、何かのボイルが出たので、

 キャストすると全員にヒットしました。

 着水、即ヒットでトリプルヒットです。


 サミさんがこの状況で、こんなに簡単にヒットすることは

 今までほとんどないと言われていました。

 とても幸運的なヒットでした。
 

 EP85/36 + ブルーフィッシュ60g にヒットしました。

 非常に綺麗に曲がる竿です。


 EP85/36 は非常に軽く、やや小型のルアーも使えて

 魚がとても浮きやすいのが特徴です。


 GTを主体に、50kg位までのマグロにも竿の特性上

 たいへん使いやすいです。

 このロッドの大きな武器はとても遠投が効くことです。


 目測35kg位のクロマグロ

 ドラグテンションをやや高めて3分位でキャッチしました。


 EP85/36 は特性が中道的で

 たいへん使いやすく感じます。


 GTはもちろん、日本近海をよく回遊してくる

 30〜50kgクラスのキハダマグロ、クロマグロにも

 強い武器になってくれると思います。

 

 大久保さんは40kgクラスをキャッチ

 ロッドは試作の8フィート7インチです。

 サミさんは55kg位のをキャッチ

 ファイトを見ていて、白人さんは力が

 とても強いと思いました。


 マグロ釣りはコツも必要ですが同時に、

 力を必要とします。


 重力と推進力に逆らって長時間、

 アングラーが引っぱり続ける力が

 マグロ釣りには絶対必要だと感じています。


 ”アングラーにパワーが必要” 

 これはマグロがGTとのファイトとは異なり

 最後まで推進力が弱りにくいことが理由だと

 考えています。


 私は無理のない程度のストレッチを組み合わせた

 軽い筋トレを始めました。


 ナブラも表層に出ないうえに、捕食するマグロの姿も

 見えないという状況を作り出していたものは

 写真のベイトです。


 日本でいう ”イカナゴ” です。

 英名は ”サンドイール” です。


 日本のシラスベイトの時に近いような感じでした。

 簡単ではない状況でした。

 

 ケープコッドは、ストライプドバスやブルーフィッシュの

 大型が釣れるとのことでした。

 鋭い歯を持つブルーフィッシュ


 カーペンターのルアー、ブルーフィッシュはこの魚から

 名前をつけています。

 茂木さん パンドラ80gのプロトでブルーフィッシュを

 キャッチ


 ”今回、一度もマグロを見ていない” と茂木さん


 マグロ釣りは、広範囲を回遊する魚で、

 居たり居なかったりする。

 また、捕食に遭遇出来れば釣りが成立するが

 捕食に遭遇出来なかったら釣りが成立しない。

 故に幸運的な要素がかなり強いと感じます。

 ケープコッド沖のクロマグロは、ボストンマグロと呼ばれて

 日本にも輸入されています。


 ケープコッドの水温はこの時点で12度弱 

 日本では12度弱では餌が居なくなるので

 クロマグロは居ない水温ですが

 ケープコッド沖は餌が低水温でもいるのでクロマグロが

 居ると茂木さんが言われていました。


 低水温のマグロ、味はたいへん美味しいです。

 今まで見たことがないトロの大きさでした。


 アメリカのマグロアングラーと交流会

 ご馳走になったこのマグロはγ75gで

 アメリカのアングラーの方がキャッチされたマグロでした。


 大都会 ニューヨーク

 茂木さんのマグロツアーはここで終了で

 私は別のチャーターで再びケープコッドへ

 入りました。


 ケープコッド 後半へ続く・・・



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