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   GT in Australia kenn-reef September 11th, 2005 (VOL.2)  

●場所 オーストラリア ケンリーフ 
●日時 2005年 9月11日〜9月20日
●ターゲットフィッシュ GT

●テスト目的 TBL80/20 RF BC−γ90g 防水実験用ルアー 極薄コーティング実験ルアー
         ブルーフィッシュ120g プロトタイプ BC60浮力調整 BC85浮力調整 etc.


 潮が下がると、ラグーン(礁湖)の水が流れ出す部分から
 ベイトが深場に下って行く。
 フィッシュイーター達はそれを知っているようで
 そこに集まってくる。
 ラグーンの水が流れ出す所に上陸してキャスト
 水は渓流の様に美しく、リーフの外へ流れ出していた。
 


 川角さんにヒット!

 とても綺麗なファイトでした。


 川角さん、GT20kgをキャッチ

 おめでとうございます。
 
 今回、私と身長 体重がほぼ同じ川角さんに
 ロッドベルトを使って頂きました。
 『ファイト中に抜ける心配が無いので良かった』と
 感想を頂きました。
 細部を煮詰める段階にきています。
 来春には納得した製品として完成出来ると思います。
 
 


 TBL80/20 RF テストロッド + BC−γ 90g + PE6号で
 負荷を掛けてのテストを行いました。
 直に小型GTがヒット。
 20ポンドクラスのロッドですが、何の問題も無く普通にキャッチ
 


 シャローでTBL80/20 RF + BC−γ90gに
 ヒット。


 TBL80/20 RFは想像以上の破壊限界の高さを
 持っていました。このGTは20kg位でしたが
 PE6号を使用してグイグイ寄せました。
 20ポンドのライトロッドですが、凄いトルクが出ています。
 カーボン多重積層のブランクの破壊限界の高さを
 体感しました。

 ルアーウェイトが50〜60gのポッパーや70〜90gの
 ペンシルを使ったキャスティングに面白そうです。


 TBL80/20 RF + BC−γ90gで釣れたGT20kgクラス
 190cm位の身長のデーモン船長が持つとGTが小さく見える。
 
 今回、感じた事ですが、日本人の体の作りと白人では
 骨格が違い過ぎます。
 物理的な力の出方に大きな差を感じました。

 でも、田原さんは別格で腕相撲で彼らを負かしていました。
 
 体格的に恵まれていると大物釣りには本当に優位に働きます。
 体が小さい人間にとって、とてもうらやましいです。

 力が無い者は、別の方向から良い方法を見つけないと
 真っ向勝負しても力がある方には勝てないと思いました。
 
 


 桑原君のファイトも安定感と力強さがある。
 力と技が融合したファイト

 写真はロングリーフ86で150kgクラスの鮫と
 1時間のファイト

 彼のファイトは見ていて、スタイルが美しい。 


 リーフの沖の鳥山でワフーをキャッチの桑原君


 茂木さんのキャスト!

 『日本 VS 海外で久しぶりに本気を出して釣りをした』と
 茂木さん 
 茂木さんは匹数では ”ぶっちぎり” の釣果でした。
 
 『久しぶりに本気を出したので疲れました』と茂木さん
 本気の茂木さんの実力は凄い
 


 夕方、砂の島に上陸した。 


 
 そこは鳥の島で赤ちゃん鳥があちこちにいた。
 天敵がいないから鳥ものんびり


 砂の島からのキャストでGTがヒットした。
 
 ライフベストを着ているのを忘れて、水に入って
 ライフベストが大きな音と共に開きました。
 本当に大馬鹿野郎な事をしてしまった(笑) 
 皆に大笑いされた。

 水に入ればライフベストはきちんと作動する事は
 分かりましたが・・・・・・
 


 TBL80/20 RF + BC−γ90gで釣れたGT


 砂が主体なので障害物が少なく、GTが取り易かった。


 砂の島にイセエビの殻が落ちていた。


 バートランドさん アキュレートのアルミニウム
 削り出しスピニングリールをオーバーホール

 シンプルで自分でメンテナンスが出来る。


 最終日、天気が回復して快晴になった。
 帰りの時間が迫っている。
 2時間だけショアーGTにテンダーボートを出して
 下さいました。
 


 ニコラさん ショアーからオオアオノメアラをキャッチ!


 ブルーフィッシュ100gのリアシングルフック
 (ST−66 3/0)で釣れたGT

 最終日、冷たい風と昨日の雨の影響で水温が
 22.2度まで下がり活性がとても低かった。

 ブルーフィッシュ100gをリアシングルフック
 (ST−66 3/0)にスローモーションの様に食い付いた。

 ブルーフィッシュ100gをリアシングルフック
 (ST−66 3/0)はルアー自身の動きがおとなしくなり
 ナチュラルさが増す為か、大変調子が良かった。
 
 


 LR86 + ブルーフィッシュ100gで釣れたGT

 GT−γが活性のあるポッピングポッパーにスレたGTに
 有効なのですが、活性が無い時は
 このブルーフィッシュのアクションが効くように感じました。

 ブルーフィッシュもブルーイール同様に
 様々な条件に対応出来るように細分化していきます。


 西垣さんと少しの時間、海に入りました。


 巨大なシャコ貝がいたる所にいた。
 


 潜水したら岩陰から鮫が出てきた。
 


 浅場にもソフトコーラルが沢山ありました。


 フレンドリーなガイドさんと記念撮影


 再び、釣りに行く約束をしたバートランドさんと記念撮影


 世界最大の砂で出来た島 フレーザー島

 帰りにGT68kgが出たポイントで特別に船長が
 釣りをさせてくれた。
 今の季節は良くなく、水温が低く駄目でしたが
 ベストシーズンにトライしてみたい釣り場です。


 潮目のビッグシイラ マグロのキャスティング用に
 リクエストを受けてテストを開始したザ・ブルーラグーン
 80/20 RFが十分納得がいく作りになりました。

 TBL80/20 RFは20ポンドとライトロッドですが
 当初、考えていた破壊限界強度を大きく上回る 
 レギュラーファーストテーパーに仕上がったと思います

 ザ・ブルーラグーンのコンセプトであります
 『繊細なアクションでありながら破壊限界が高い』を
 具現化出来たと思います。

 主たる目的は、 『潮目のビッグシイラ マグロの
 キャスティング』 と考えていますが、
 ライトロッドに船長が理解のあるGTサービスなら
 GT用としても使う事は可能だと思います。

 TBL80/30 RFやBC78H−GMが使う事が
 辛いといわれる女性GTアングラーの方に
 TBL80/20 RFは良いかもしれません。
 カーペンターテスターの川地さんの奥様に
 TBL80/20 RFのフィーリングを
 聞かせていただく予定でおります。

 来年3月頃には製品リリースが出来ると思います。

 今回のケン環礁はGT釣りとしては誰も入ったことが無い
 釣れるか、釣れないかも分からない未知の環礁でした。
 しかし、皆、ワクワクした気持ちでした。

 昔見たNHKのサイエンス番組で
 『冒険や未知のものに憧れを持つ人は
 遺伝子のある部分の数が多い』といっていました。
 『その本数は、日本人よりも白人の方が
 相対に多い』ともいってました。

 今回のメンバーは、多分、未知のものへの
 憧れを持つ遺伝子が多い方々かも知れません。

 私も分った事を繰り返すより、未知のものへの
 探究心が強いと思います。
 
 冒険心の強い茂木さんが企画された、未知の環礁ツアー
 心に強く残る釣行になりました。
 
 
 


今回、5台のテンダーボートからの別々に釣りをしました。
その為、一緒に行った方で写真が無い方がおられます。
申し訳ございません。