2004 Summer Dream  安乗  ブルーマーリン
2002年よりはじめた三重県 カジキ&シイラ 
私たちにとって安乗の夏の恒例行事になった。
気象観測ブイで朝、シイラを釣る。 
2004年 夏 安乗へ夢を抱いて東京から大川さん、おなじみ大原さん、ランディングの手伝いに織田さんが来て下さった。
2002年の85kgオーバーのカジキと
安乗のデビルソードに銛を打ってくれた竹島さんと
友人が推定170〜180kgのマーリンを重次丸でキャッチ!
おめでとう!
皆が力を合わせてキャッチしたカジキ
ブラックビースト 60−80ポンド スタンドアップロッド
(スパイラルガイド仕様) に船長推定 200kgオーバーが
ヒットした。PE8号が550m入っているので
強引にパワーファイトに持ち込んだ。
大原さんがラインに水を掛けてラインブレイクを
防いでくれました。チームワークが大切な釣りである。
ブラックビースト 60−80LB スタンドアップ
ベイトモデルで推定200kgオーバーは15分位で
ノックダウンした。キャッチまでもう少しのところで
フックが外れた。このクラスがこの時間で寄るので
あれば、デビルソードは一体何キロあったのであったのかと
船長は言っていた。
スパイラルガイドは大変な利点を持っている。
最初はハーネスを掛けずにやっていたが、大型ベイトリールに
ありがちなリールが回る感覚がほとんど無くファイトできた。
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ブラックビースト 60−80LB スタンドアップ
ベイト仕様 (スパイラスガイド) テストロッド
大原さんオリジナル 
BC75MH カスタム
燃える赤色のBC611SHPカスタム
大川さん ファイトに入る。GTをやっているだけに
要領を掴むのが早い。危なっかしさが無い。
見ていて安心できるファイト。
長身の大川さんが持つとBC611SHPは
短く見える。
大原さんが水をスプールにかけてライン劣化を
食い止める。この仕事が無ければラインは
一気に劣化してラインブレイクする。
20分後、ブルーマーリンが見えた。
直下からパワーリフトに入る。BC611SHPは
グイグイカジキを持ち上げる。
銛打ちの準備がされた。
カジキはぐったりと絶命に近い状態で上がってきた。
背中の色が黒ずみ、腹がゴールドになっていれば
もう、泳ぐ力はほとんど無い。
滑車を使い4人がかりでも簡単には船に
上がらない。
大鍵はこの時に使用される。
皆、最高の笑顔
後日、漁協で秤で計ったら130kg あったとの事です。
2004年 夏 夢が叶った。
片山さんの友人の方がユニックで駆けつけてくれた。
今夏の安乗はカジキの大フィーバーでした。バイトだけで7バイトあり、多くのクルーザーが
カジキをかけるシーンを見ました。2004年 今回のカジキ&シイラ釣行は大成功でした。
来年もこの時期に、2005年 カジキ&シイラをやりたいと考えています。
来年、カーペンターのHPでお知らせをさせて頂きます。
ブラックビーストのベイトモデルのテストロッドを試しました。太いラインを使用するこの釣りには
ガイド口径の大きな物を必要とします。ガイド口径が大きなベイトロッドはブランクの捩れが
問題となります。その為、テストロッドはスパイラルガイドとしました。
船長推定200kgオーバーのカジキに対して野太いトルクフルなブランクと
捩れないスパイラルガイドが安心してMAXパワーを掛けることが出来ました。
カジキはフック オフしましたが、ほぼ取れたに等しい状態であったと考えられるので
ロッドのテストとしてはOKだと思います。
与那国で人気が高まりつつあるスタンドアップの泳がせロッドとしても考えているので
こちらでもテストをして細部を煮詰めていきます。
ブラックビースト 60−80 スタンドアップ ベイトモデル テストロッド
2004年 Summer 安乗 マーリン
TUNA92 テストロッド
TUNA92 テストロッドでカジキの4mクラスを掛けて約11時間30分のファイトを
しましたが、ほぼ99パーセントが直下のファイトでした。
マグロのファイトも直下であるためマグロのファイトに似た条件でのテストが
出来たのではないかと思います。
相手が異常な大きさの為、ロングロッドの不利な面も多く感じました。
しかし、ファイトした相手が100kgクラスのマグロなら9.2フィートのレングスとしても
十分勝負になると考えられます。
多分、他の9.2フィートでしたらこんな長時間耐えられなかったと思いますが
マグロの長時間ファイトを考えて弾性を低弾性にし、ロッドパワーをライトな25ポンドクラス
(BC75MHと同じくらいのパワー)にし、全体でパワーを受けるパラボリックなアクションにしたことにより
長時間耐えることが出来たのだと思います。
また、このレングスですが、いわゆる1&Hのロッドです。
通常このクラスですと2ピースとなります。多分、日本にはこのロッド以外にこのパワークラスで
1&Hは存在しないのではないでしょうか。
先日、遠州のキハダマグロに行ったのですが、マグロのナブラのたち方は条件により
絶対遠投性能が必要な時があり、この条件で9.2フィートの
レングスはキャスティングディスタンスという点においては絶対的に有利になると思います。
BC75MH 78H−GMやBC611SHPで十分な飛距離が稼げるナブラもあります。
飛距離が必要でないときは長い竿は必要ないと思います。
しかし、ナブラが遠いときには1mでも50cmでも遠投力が欲しいです。その差がマグロが
ヒットするかしないかの明暗を分けると思います。
そのような時、9,2フィートのレングスが生かされると思います。
なぜ、9.2フィートのレングスの物を作ったかといえば、青森のマグロの達人の
イチローさんがマグロロッドを作るなら9.2フィートのレングスの物があればなぁといわれていたからです。
マグロはいつもイワシ団子に突っ込んでいる状態ではなく、単体で餌を追いかけていることも
あります。この条件では遠投力がヒットの差を生みます。
レングスで迷いましたが、この9.2フィートも製品としてすすめていきます。
TUNA92のフィーリングはBC75MHに似ます。レングスは長いですが大変使いやすいと思います。
多分、製作はオーシャン レヴォリューションから限定生産となると思います。
詳しいことが決まりましたらHPでお知らせさせていただきます。