■ロッドの洗い方

(解説 カーペンター小西)

ロッドも温水(35度位) で洗います。ガイド、リールシート、EVAも十分温水で流し、塩分や汚れを流します。洗った後はタオルで拭いて陰干しします。洗浄後、梅雨や雨の日は、湿度を下げる為にエアコンで除湿を行っています。ロッドの本体とグリップは、基本的には抜いて保管します。挿して置いておく場合には、ジョイントは物凄く緩めた状態でゆるゆるの状態で挿しておきます。普通に挿して置いておくと固着して抜けなくなる恐れがあります。ロッド(カーボン)は湿度を嫌うので、湿度が低い所での保管が望ましいです。

■シリコン系などのコーティング剤

ロッドに塗るシリコン系などのコーティング剤がありますが、これを塗るとガイドの修理の時にエポキシ樹脂がハジキを起こして、修理がうまくいかないことがあります。また、コーティング剤を塗ったロッドを温水で洗うとロッドの表面に白い斑点が起こることがあります。私は修理の事などを考えて塗っていません。