『オーシャン ポラリス』 『ブラックパンサー』  説明追記


■『オーシャン ポラリス』 『ブラックパンサー』 説明追記


ご質問が多数ありましたので、ここで回答をさせていただきます。

『オーシャン ポラリス』 『ブラックパンサー』  のファイトでの違いを

書かせていただきました。





『オーシャン ポラリス』 『ブラックパンサー』  ファイトでの違い


大型魚(ブリ8kgオーバー)がライトパワーのロッドであります、

『オーシャン ポラリス』 『ブラックパンサー』 で掛かるとどんな感じに

なるのかを説明させていただきます。




■『オーシャン ポラリス』 でのブリとのファイトの場合


魚が掛かり、ロッドが曲がりこんでいきます。

どんどん手前(バット)側に曲がりが移行していきます。

バット上部からパワーが立ち上がります。反発力を大きく持ったバットセクションで

ファイトを行います。バット上部〜バット中部あたりで魚の引きに対して可動させます。

この状態で、ロッド角は20〜30度くらいになっています。

バット上部〜バット中部あたりでのファイトが、

このロッドのパワーを上手く引き出せると思います。

バット中部よりも手前に曲がりが来た位でロッド角を緩めます。

PE1.5号のライン強度を考えてドラグ調整をした場合に

上記のようになります。


■『オーシャン ポラリス』 のファイトでの特徴


大型魚とのファイトになりますと、バット部のパワーで魚を上げるファイトです。





■『ブラックパンサー』 でのブリとのファイトの場合


魚が掛かり、ロッドが曲がりこんでいきます。 

『オーシャン ポラリス』 よりも早い時点でロッドの曲がりは

バット中部あたりに達します。そこから、まだ負荷が掛かるとバット下部の上あたりへ

曲がりが移行します。かなりロッドは曲がりこんだ状態になりますが、

ロッド角は20度迄なら立てていても大丈夫です。

バットの下部の下あたりへ曲がりが移行したらロッド角を緩めて、

水平若しくはそれよりも下ろします。このような状態になるのは、魚が真下へ

強く突っ込んでいる時です。この時はいなします。

ロッドの曲がりがバット上部〜中部あたりにある時は、

ロッドをかなり立てていただいても大丈夫です。

ライトパワーのロッドでここまで出来るロッドは市販品にはないので、

最初は怖いと思われるかもしれませんが、実戦ではいい感じの

ファイトが出来ています。


■『ブラックパンサー』 のファイトでの特徴


ロッド全体のパワーで魚を上げるファイトです。





★テクニック


■ライトパワーロッドが不得手なファイトは・・・


魚がスレ掛かった場合に、最初、手こずるかもしれません。

ライトパワーロッドでなくても魚がスレ掛かった場合はしんどいです。

スレ掛かった魚を上手く上げるコツは、最初は無理をせずに走らせます。

スレ掛かった魚は早い段階で泳がなくなります。

魚が横になっているので抵抗が強いです。

コツはロッド角を下げて、ストロークの大きなゆっくりとしたリフトを

します。かなりロッドには負担が掛かりますが、

『オーシャン ポラリス』 『ブラックパンサー』 はへこたれることが

ありません。もし、魚がスレ掛かった場合に実践してください。





■材料の反発力につきまして


”オーシャン ポラリス > ブラックパンサー” となります。

オーシャン ポラリスの方が材料の反発力は強いです。





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