BCポッパー60g スイミング

■BCポッパー昔話

BCポッパーはカーペンターから1996年に誕生しました。このポッパー自体は、カーペンターを始める前の趣味でルアーを作っていた時から存在していました。カーペンターを始める前年の1994年の秋に丹後半島沖 白石グリでブリを、このポッパーでキャッチしました。船の屋根から投げて、鳥の横の誘い出し(ゆっくりしたポッピング) で出ました。当時は丹後のルアーゲームの創世記の創世記で誰もトップウォータールアーを投げている人はいなく、ジギングすら、やる人がほとんいない超マイナーな釣りでした。たぶん、このブリは丹後でトップで釣れた最初のブリではないかと思います。



■GT用のBCポッパー

『BCポッパー60g スイミング』は 『GT狙いの早巻き用』に作りました。BCポッパーは発売以来 シイラ、ブリ、キハダマグロなど色々な魚種が釣れていました。三重県では昔(2000年の5年前後)は6月頃だけにキハダマグロの回遊があり、BCポッパーでキハダマグロ(15~20kg弱) が上がっていました。当時、シイラもたくさん、BCポッパーで釣れました。
そのBCポッパーを2017年にGT狙いの早巻きで試したところ、とても良好な反応を得ることが出来ました。BCポッパー60gの中の 『あるバランス』が特にGT狙いの早巻きに良い事に気が付きました。この良かったバランスで作ったのが『BCポッパー60g スイミング』 です。



■BCポッパー60g スイミング

販売 2019年~
略名 BC-P60-S

※仕様は改良により予告無く変更することがあります。



■BCポッパー60g スイミング

全長 130mm /  自重 約60g / F

※全長 重量 比重について

※全長は後部の金属部分を含めておりません。また、設計上は基本になっている数字がございますが、表示はきりが良い数字にしております。

※重量も同じく、設計上はきちんとした数字が基本にありますが、フックは付けていない重量を基本に、きりが良い数字にしております。

※同じ形状でTypeによって重量が異なるルアーもございます。

※仕様一覧には F フローティング / S シンキング / SP サスペンド と表示があります。SP サスペンド は厳密な水中停止ではありません。



■BCポッパー60g スイミング 適合フック&スプリットリング

※GT狙いの早巻きの時 → フック 約7g / リング 200lb

※このルアーをマグロ、ブリのスローなアクションで使う場合はフック5g / リング 150lb をご使用ください。

※重量はフック1個あたり

※スプリットリングは、カーペンター製

※適合フック&スプリットリングは臨機応変に願います。 (上記は設計推奨例)

例)

① 対象魚が大きい → 針やリングを大きくする

② ルアーに浮力を持たせたい → 針やリングを小さくする





GT キャッチ 沖縄の7月のシャロー GT狙いのBCポッパー60gは水深5~10m位の浅場で効果が出ています。アクションはハイギアのリールを使った早巻きです。ただ引きで大丈夫です。BCポッパーが水から出たり、入ったりを繰り返していればOKです。





凄いバイトでBCポッパー丸呑み。フッキング率がとても高い BCポッパー60g ヒットするタイミングは9割、ルアーが水面に出た時です。





私はBCポッパー60gは BLC84/26 で使っています。本格的なGTロッドよりも少しライトなロッドがよいです。





7月の沖縄 GT狙いのBCポッパーがよいと思う時期は、産卵後、回復したGTが浅場に現れる 7月~が実績が高いです。





アグレッシブなバイトで





8月のトカラ列島でキャッチ 水深7~9m位の浅場でヒット。このGTは物凄く遠くからカッ飛んBCポッパー60gを襲いました。BCポッパー60gは小さいですが集魚効果は高そうです。



7月の奄美沖でキャッチのGTです。潮下の水深20mくらいでヒットしました。いい出方をしました。ヒットポイントは水深は20m位でした。たぶん、GTは表層~中層に浮いていたと思います。水深があっても、GTが浮いていればヒットの可能性はあります。



クリスマス島のオフショア GT



■今回 製作したカラー