CARPENTER 開発テスト


実釣日 2017年5月27日 〜 6月1日


場所 鹿児島県 トカラ列島



■開発 テスト内容


試作GTシンキングルアー  試作ロッドの負荷テスト








試作ロッドの負荷テストをメインのテストに

開発を進めている新型のGTのシンキングルアーのテストを

トカラ列島で実釣6日間行いました。


今回、持ち込んだ荷物の総重量70kgありました。








サメを掛けての負荷テスト

8フィート6インチの柔軟性を持ったスローテーパーの試作ロッドです。

たいへん綺麗に弧を描いて曲がっています。


この試作ロッドは、既に実釣ではよく使用しており、キャストのフィーリング

アクションのフィーリング そこまで大きくない魚とのファイトのフィーリングは

掴んでいるロッドです。

サメを掛けての負荷テストで、ロッドに対して超高負荷のうえに、

ブランクを捻りながらファイトしています。

掛かっているサメは、メジロザメの130〜150kg位です。








バットの限界位置まで絞り込んでいます。

非常に強いです。


まだ、ロッドの名前等は決まっておりませんが、

非常に使いやすく、折れにくいロッドです。

製品として進めたいと考えています。

新しいマグロのキャスティングロッドです。

ヒラマサのキャスティングロッドとしても使えます。

製品化へ進みましたら、カーペンターHPでお知らせをさせていただきます。








船の片舷でロッドの強度試験の泳がせ釣りをし、

もう片舷では、試作のGTのシンキングルアーを試しました。


試作のGTのシンキングルアーにヒットしました。

ロッドは、試作の8フィート 38lbのロッドです。








試作のシンキングルアーでGT


※モザイクとルアーの輪郭は異なります。








いい感じのヒットでした。








ロッドの強度テストに使う泳がせ釣りの餌は、

ブルーイールでキメジやカツオを釣り、使いました。

ブルーイールは、比重とバランスが異なる物です。

55gあり、BLC83/20 R−PM SC との組み合わせで、

よく飛んでいきます。








γ90−Lや γ90−Super Lの誘い出しでも

泳がせ釣りの餌の確保をしました。








カツオのナブラは多かったです。

ブルーイールでよく掛かりました。








泳がせ釣りで、BLC83/20 R−PM SC の強度を確認。








BLC83/20 R−PM SC の強度テストでアオチビキ

7〜10kgオーバーのアオチビキがたくさん掛かりました。








試作のシンキングルアーにヒットしました。

ロッドは試作の F3 73/40 です。

GTは40kgオーバーでしたが、楽々上がってきました。








試作のシンキングルアーをがっぷりと


※モザイクとルアーの輪郭は異なります。







船長推定 GT42kg


試作のシンキングルアー と 試作の F3 73/40 で上がりました。

昨年の春に、試作の F3 73/40 で大型メジロザメをたくさん掛けて

強度テストをしています。ファイトしていて安心感の塊のような印象です。

GTの40kgクラスは、このロッド(F3 73/40) の出番では無いと

感じる位に、楽に魚が上がりました。

シンキングルアー と F3 73/40 のマッチングは良いと感じます。








海外輸出用のGTロッド

CV79/44〜45のプロト


大型メジロザメを掛けてロッドの強度テストをしたいのですが、

今回、サメがワイヤーを嫌って、ワイヤー仕掛けにほとんど掛かりませんでした。

ワイヤーを外すとヒットするのですが、歯でフロロリーダーを切られてしまいます。

サメは、どんなに太いリーダーでも食うし、ワイヤーも関係無しに

掛かってくる印象でしたが、活性が無いサメはシビアだったようです。

最近、トカラの海の魚の活性が落ち込んでいるとの事でしたが、

サメの活性も落ちていたようです。








海外輸出用のGTロッド

CV79/44〜45のプロト

CV79/40とは、異なった調子です。

強烈なパワー感を感じます。日本人の体重、パワーを考えると

オーバーパワーだと思います。

人間のパワーが及ばず、ロッドがバットの限界点付近まで曲がりません。

このロッドは、海外の大柄でパワーが大きなアングラー用のロッドです。








海外輸出用のGTロッド

CV79/44〜45のプロトの強度テストでセイルフィッシュが掛かりました。








水深90〜100mまで仕掛けを落とすと・・・

海外輸出用のGTロッド

CV79/44〜45のプロト








イソマグロです。








海外輸出用のGTロッド CV79/44〜45のプロトを曲げ込むために

ツープラトン(2人戦法) で負荷を掛けました。

2人掛かりで曲げこんでいて、魚がロッドを絞り込み、負荷が大きくなった時に

バットまで曲がりが入ってくる状態です。

船にロッドを固定したいのですが、キャスティングロッドは

固定するとテコで固定箇所が折れるので固定が出来ません。

何か良い方法を考えないといけません。








30kgオーバーのイソマグロ

海外輸出用のGTロッド CV79/44〜45のプロトで。


継続して負荷テストをします。








6日間、朝から夕刻までぶっ続けでテストしました。


これで間違いがないだろうと確信を得た物もありました。

魚が掛からなくて、分からない物もありました。

まだ、改良を要する物もありました。

焦らずに、地道に進めたいと思います。





釣果の一部と釣行での船の模様


今回、オーストラリアのカーペンター ディラー様との

開発 テストでした。







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