CARPENTER 開発テスト


2016年5月8日 〜 10日

テスト船


■開発 テスト内容


●試作ジギングロッド 試作ジグ 試作プラグ








写真は昨年秋から現在までに作った実験ロッドと

直近で完成した新しい実験ロッド。

テスト船で、カーボンを変えた箇所がどのように影響したかを

目的の水深でしゃくり、実験しました。








『KLL017A (舞姫45g)』 『KLL018A (舞姫60g)』 のセッティングの

最終確認

『BF45g ディアブロ』 『BF60g ディアブロ』 の仮セッティング

『BF45g ディアブロの動きが異なる物』 『BF60g ディアブロの動きが異なる物』

の仮セッティングを行いました。








水深70〜80mで実験ロッドの性質をみていたら、

鳥が飛んできて、ナブラっぽい物が出来たので、

午前中、セッティングした 試作プラグの付いたタックルを投げると、

83cmのブリが釣れました。

場所は湾から出て、10〜15分走った場所です。

普通なら、ハマチ ワラサしかほぼ居ないとされている場所ですが、

今年はブリが大群で回遊してきたそうです。

(珍しいとのことです)


そうこうしていると、少し沖で鳥山が拡大していきました。

午前中に、セッティングした試作プラグを魚で反応を

試せるかもしれないと思い、鳥山に船を着けてキャストしました。

日曜日なのに誰も狙う人がいなく、5時間以上延々と魚で反応を

試すことが出来ました。


試作プラグ 『BF45g ディアブロ』 『BF60g ディアブロ』

『BF45g ディアブロの動きが異なる物』

『BF60g ディアブロの動きが異なる物』 をメインに試しました。

夕方までにブリ5〜6本+ワラサで約30本が釣れました。

(オールリリース)

魚を釣るつもりで行っていないので、網がなくて

ラインを手でたぐって取り込んだので、手が切れてズタズタになりました。


写真は釣れたブリ ワラサの一部ですが、高反応を見せたルアーが、

『BF45g ディアブロの動きが異なる物』 でした。

これがダントツで高反応を見せてくれました。

残念ながら、この時は舞姫45g 60gへの反応は非常に薄く、

一匹釣れただけでした。他の試作プラグも使いましたが、

反応が弱かったです。

条件によるプラグの使い分けの重要性を強く感じました。









『BF45g ディアブロの動きが異なる物』 この時は、このプラグが

特に高反応を見せてくれました。

持っていれば強い武器になると思いますが、

『このルアーの動きが良い時もあるが絶対ではない』 ことを後日

思い知らされる事になります。








次の日に 『BF45g ディアブロの動きが異なる物』 をチューニングして

動きをもっと変えた物を持ち込みました。

鳥山はありましたが、今日はハマチにすべて変わっていました。

ハマチが6〜7本 チューニングした試作ルアーで釣れました。

ハマチでしたが、チューニングした試作ルアーの反応は、

ベースに使ったルアーよりも高反応を得られた感じがしました。


鳥山が収まったので、浅瀬の根に魚が居ないかなと思い、

誘い出しをすると、凄い勢いで魚が出ました。

『BF45g ディアブロの動きが異なる物』 をチューニングしたルアーを

丸呑みしたのは、91cmのブリでした。

湾を出て、10〜15分の根にこんな大きな魚が居ることに

驚きました。他にワラサ ハマチが誘い出しで掛かりました。

この地域を良く知る方は、皆 『こんなにブリがたくさん居るのは

たいへん珍しい事で稀な事です』 と言われています。


もし、この状況が将来に渡り続くなら、ルアーのセッティングをしながら

魚の反応を見られるので、ブリルアーの最高のテスト場所に

なるのになと思いました。 が残念・・・ もうブリは居なくなったようです。








水深90〜100mで実験ロッドの調子が見たくて、湾を出て35分位の所まで

来ました。すると凄い鳥山に遭遇しました。

シラスを捕食する青物でした。

ライトパワーのキャスティングロッドの試作品を持って来ていたので、

魚を掛けて試そうとしましたが、まったくルアーに反応しません。

シラスナブラでもルアーに高反応を見せてくれる場合がありますが、

このシラスナブラは非常に手強かった。

何をしても食いません。

通常、遊漁船の場合は食わないナブラと判断すれば、

そこから離れてしまいます。

昔から、この食わないナブラで延々ルアーを試したいと思っていました。

何か食う方法はないかと、ルアーの種類、ルアーのバランスを変えながら、

長時間、色々なことをして魚にルアーを当てて反応をみました。








延々色々な事をやって、掛かった唯一のハマチです。

食わないシラスナブラですが、誰も見つけていない、

何か食わせる方法があるかもしれない。

現在 BLC86/10 MS(マイクロスナイパー) とガンマ15gで

極小ベイトに対応が少しは効くようになったと思いますが、

もっと食わせられる ”根本的に違うアプローチ” を見つけたい。








水深90〜100mで凄い数の実験ジギングロッドを確認しました。

延々流れながら、試します。

釣り場ではありませんが、鯛が掛かりました。

底がフラットの何もない所にも、けっこう魚が居ることに驚きです。

エソもよく掛かります。







実験ロッドのテストは、釣り場ではない沖の水深が一定の

平坦な場所で行っています。

テスト船を購入してから延べ120時間を 実験ロッドのテスト(22本)

新しい試作のライトベイトジギングロッドの実験ロッド(6本) に費やしました。

ロッドの調子を見ながら、魚に道具を当てて反応が見られれば、効率化が

図れるので、ここからなら、もう20分走ればジギングポイントに行けると思い、

移動して、ジギングのポイントへ行きました。


水深90〜100m超で延々、実験ロッド テストジグを試しました。

釣り場のピンポイントに船をつけていませんが、ズレていても

鳥山があり、ブリが広範囲を回遊している時は掛かりました。

今年はブリのあたり年との事で大型ブリが良く釣れています。

試作ジグで93cm 86cm 84cmのブリが掛かりました。







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