カーペンター 開発 テスト



 ●ブリ

 ●三重県 大王崎沖

 ●2015年9月16日



 大王崎沖で開発 製品テストを行いました。

 ブリジギングで持ち込んだ試作品を試しました。

 へいみつ丸さんにお世話になりました。


 ■カーペンター 開発 製品テスト

 テストで使用した カーペンター製品の製作コンセプトや

 有効な使い方を説明させていただきます。


 ●三重県沖のジギングとPSCジギングロッド


 今回、ドテラ ジギング用の試作ロッド数種類を持ち込みました。

 水深140mの底辺りに青物の感度があり、

 狙った水深は深かったです。

 また、だんだん風が強くなり、風速7〜8m位吹いていたので、

 さすがにドテラ ジギングは厳しく、船を立ててのジギングに

 なりました。

 ドテラの試作ロッドは又の機会にテストを行うことにして、

 製品の PSC61MR のみを使用しました。


 PSC61MRは、水深140m、ジグウェイト210gで

 使いやすく、ブリ〜ワラサがよくヒットしました。

 PSCの特徴であります、ロッドを立てたファイトが出来て、

 大きなリフト力のお陰で、勝手に竿が魚を持ち上げてくれて

 水深140mからのリフトも楽々でした。

 水深が深かったですが、フッキングも決まり、

 PSCジギングロッドのアドバンテージを感じました。

 
 

 ●試作ジグのコンセプト


 試作ジグ約210g よく掛かりました。


 この試作ジグの狙いの動きは、

 上げでも下げでも使えることです。

 上げできちんと使えるように高速巻きでも

 回転を抑える設計にしました。

 もちろん、下げで方向性が上手く出るようにしています。


 この試作ジグ、上げと下げで使えるので、

 今回の状況でヒット率が高かったと思います。 

 この試作ジグに持たせた方向性は良いと感じました。


 この性質を持った、ボトムまでの到達時間の短縮が

 出来る物も欲しい。

 
 

 ●PSCジギングロッドのポテンシャルを引き出す。


 PSCジギングロッド(スピニング)を普段使う時は、

 リールの1回転当たりの糸巻き量は94cmあたりを

 使っています。

 巻き足りない感じがあった時は、リールとスプールを組み合わせて

 105cmあたりの巻き取りになる物を使っています。


 今回、水深が140mと深いことと

 ラインが潮に持っていかれて、

 途中からロッドが負け気味でジグにアクションが

 付きにくい印象になりました。

 少ししんどくなりますが、110cmの巻き取りのリール(ハイギア)を

 使いました。

 『リールの瞬間的な巻上力も使いながらジグを動かす』 

 という方法です。


 ラインが引っ張られ過ぎて、PSCジギングロッドが負け気味で

 ジグを動かす反発力が出にくいと感じた場合、ハイギアのリールと

 組み合わせる事で、それを補うことが出来ます。

 ハイギアのリールを使い、下げのアクションが出やすいジグを

 組み合わせます。

 ジグの動きが上げから下げになる一瞬の間で、

 魚をバイトに持ち込むことが出来ます。

 今回、下げの間は、やや長く取ってもヒットがありました。

 ラインが引っ張られて負荷が掛かる状況や

 2枚潮の状況で効果的だと思います。


 PSCジギングロッドをお使いいただいております方へ、

 PSCの特徴を捉えて、そのポテンシャルを

 最大限に生かせるように、

 1つの方法として提示させていただきます。

 

 釣果や釣行での船の模様





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