New Carpenter Jigging Rod

PSC series

−Power with sensitive control−




 ■New カーペンタージギングロッド デビュー

 2年に及ぶ製品開発で遂に カーペンタージギングロッドが完成しました。

 ジギングフィールドで製品開発協力者様ときちんと確認しながら開発を進めました。

 時間が掛かりましたが、私達は、よいロッドになったと確信しています。

 多くの方々の力で誕生した カーペンタージギングロッド。

 本気のジギングアングラー方に是非使っていただきたい・・・


 これまで行ってまいりましたテストの模様を こちら で紹介させていただきます。



 ■目指したもの、それがロッドネームになった

 私達がジギングロッドに目指したものがあります。

 言葉にすると 『水中の状況をよく捉えられる敏感さを持ち、得られた情報からアングラーが意のままに

 ジグをコントロール出来て、魚を掛けてからはロッドのパワー以上の力を出してくれるポテンシャルの高いロッド』

 私達は、この方向性のロッドを目指しました。

 これが私達が欲しかったジギングロッドの方向です。

 カーペンタージギングロッド のネームは 『PSC シリーズ』 と決定しました。

 『PSC シリーズ』 名前の由来になった “Power with sensitive control”

 “敏感であり繊細な制御が出来る、力を持ったジギングロッド”

 “ Power with sensitive control ” の単語の頭文字の PSC がロッドネームとなりました。

 『PSC シリーズ』 は “敏感であり繊細な制御が出来る、力を持ったジギングロッド”が

 見事に具現化されていると実感しています。





 ■用途が明確


 多くの試作ジギングロッドを作り、釣り場で試し、どのような調子、どのようなパワーのロッドが、

 どの条件(水深 潮流 船と風の関係性 ジグの重さとタイプ etc.) で使いやすく、

 水中の状況をよく捉えることが出来るかを調べました。

 製品開発協力者様との多くの実験結果から、どの釣り場で、どのような状況の時に、

 どのパワーのどのアクションが適正であるかを見つけ出すことが出来ました。

 『PSC シリーズ』 は “この釣り場のこの条件の時に威力を発揮する” といった

 使用用途の説明が明確に行えます。

 釣り場の条件に対してタックルを合わせることで、釣果が伸びたことを皆が実感しています。

 『PSC シリーズ』 の説明はスペック表だけでは見えない部分を、具体例を提示して行っていきます。





 ■私達の方向は流行のそれとは異なる


 私達の欲しかったジギングロッドの方向は、今の流行のジギングロッドの方向とは異なっています。

 製品開発者の全員が、差異はあるものの、欲しいジギングロッドの方向が幸運にも同じ方向にありました。

 『PSC シリーズ』 は流行ではなく、私達が考えるジギングロッドのスタンダードが形になっています。

 ジギングロッドはアングラー個々の好みがあります。

 すべてのジギングアングラーの方に受け入れてもらえるとは考えておりませんが、

 『PSC シリーズのようなジギングロッドを熱望していた』 と言ってくださる方が必ず

 いてくださると確信しております。





 ■『PSC シリーズ』 の特徴


 ●アングラーが意のままにジグをコントロール出来る。

 ●敏感で水中の状況が把握しやすい。

 ●感度が良く、魚からのコントクトが伝わりやすい。

 ●軽量で、軽快に操作できる。

 ●疲れにくい長さの設定。

 ●ロッドパワー以上の強さがあり、折れにくい。故に大型魚が掛かっても勝負できる。

 ●スムーズに綺麗に曲がっていくブランク特性。

 ●“ロッドを立てたファイト” が出来る。



 私達の欲しかったジギングロッドの性能は、操作性と感度と耐久力です。

 これらはロッドの基本性能で大切だと考えている部分です。

 カーペンター近海ジギングロッドは、細かいアクションでも大きなアクションでも

 思ったようにジグを操作出来るロッドになっていると私達は感じています。

 ジグにアングラーが意図するアクションがつけ易いです。

 感度はよく、魚の前当たりを捉えてくれます。

 思ったようにジグの操作が出来るので使っていて楽しいジギングロッドです。

 また、“疲れない” ことも重要視した点です。

 アクションによって、疲れない適正な長さがあることがテストから分かっています。

 アクションにより、適正なレングス設定を行っております。


 ブランクの耐久力については、従来のカーペンターロッド同様に非常に高い破壊限界性能を持っています。

 ライトパワーのロッドでも大型ヒラマサ ブリと戦えるので、パワー以上のパフォーマンスを感じています。

 また、ロッドのパワーを引き出せる “ロッドを立てたファイト” が可能です。





 ■多くのジギングアングラーが使う市販のジグはほぼ全て購入


 多くのジギングアングラーが使う市販のジグをほぼ全て購入して、試作ロッドとの相性を確認しました。

 地方のご当地ジグも購入して確認を行いました。

 試作ジギングロッドと色々なタイプのジグと組み合わせてテストを行いました。





 ■レングス設定の考え方


 ジギングロッドの長さですが、これはアングラーの体力とアクション時の支点の位置に

 キーポイントがあると考えています。

 その考えを基にレングス設定を行うことが良いと テストで分かりました。

 別の言い方にすると、アクション時にアクションとして効いている部分の長さを重視して

 ロッドの全長を決定しています。

 長過ぎるロッドは疲れます・・・ しかし、短過ぎるとしゃくりのストロークが取れないので

 アングラーは不満に感じます・・・

 カーペンタージギングロッドは、アングラーの体力と支点位置を考えた意味のある長さになっています。

 なので、カタログスペックのロッドの長さ表記だけを基準に、どのようなロッドかを判断することは出来ません。

 カーペンタージギングロッドの長さはこのアクションならこの長さが適正と感じた長さにしています。

 “長時間使用しても疲れない” これを根本とし、アングラーが疲れない長さで、かつ

 適正なストロークと感じる長さの設定を行っています。

 “疲れない” と “ストロークの長さ” は相反関係にあり、製品開発協力者様と小西で

 レングス設定を行っております。 疲れると集中力が続きません。

 長時間のジギングでも、疲れず快適にジギングを楽しめる長さにしてあります。





 ■『PSC シリーズ』 のアクション


 『PSC シリーズ』 のアクションは、今の流行っているジギングロッドのアクションとは異なります。

 口頭での説明がたいへん難しいので現物を確認していただきたいのですが、

 言葉にすると ”適度な柔軟性” と ”適度なしっかり感” という表現になります。

 グニャグニャした感じではありません。





 ■ カーペンタージギングロッドのご要望へメールをいただきました皆様へ


 HPのカーペンタージギングロッドのご要望にメールをお送りいただき、誠にありがとうございます。

 カーペンターのジギングロッドに求めてくださるものをよく理解したうえで製品開発が出来ました。

 ありがとうございました。

 いただきましたご要望をかなり具現化出来たと思います。


 ●『ライトパワーだが折れにくくて大型魚が掛かってもロッドが負けないロッドが欲しい』 

 このご要望は叶えられていると確信しています。

 ロッドパワー以上のパフォーマンスを感じております。

 タックルをライトにしないとスレていて口を使わない。

 しかし、ライトロッドではロッドが負けて獲れない。

 この状況にはかなり対応が効くと思います。


 ●『ブルーチェイサーが好きで、ブルーチェイサーのようなジギングロッドが欲しい』 という

 ご要望がわりと多くありました。

 “ブルーチェイサーのような”とは、

 『ブルーチェイサーようなスムーズで綺麗な支点移行を持つジギングロッド』 という

 意味で書いていただいております。

 製品開発協力者の松井さんも 『ロッドのセクションがスムーズな繋がりを持つ』 という意味で

 ブルーチェイサーのようなジギングロッドが欲しいと言われてました。

 同じ内容のご要望で 『高負荷時に支点の移行がスムーズで安定したファイトが出来るジギングロッド』 

 このご要望も多かったです。

 製品開発協力者の浅間さんは 『こんなに淀みの無いスムーズで使いやすいジギングロッドは

 過去に使ったことが無かった』 と絶賛下さっています。

 カーペンタージギングロッドは、このご要望もきちんと具現化出来ていると思います。


 ●ロッドを立てたファイトが出来るジギングロッド

 このご要望もたくさんいただきました。

 魚を障害物から引き離す力は、ドラグ力ではなく、ロッドの復元力だと考えております。

 これは大物釣りから嫌というほど経験したことです。

 ロッドのパワーに対して、それを上回る大型魚が掛かった場合は、ドラグ力の大きさも大事ですが、

 ロッドを立てた時に生まれる復元力が魚を障害物から引き離す力になると確信しています。

 『ロッドを立てたファイトが出来るジギングロッド』 これもきちんと具現化されています。

 ロッドを立てても折れにくく、アクションとのバランスを考えた適正な復元力を生む、

 素晴らしいファイトが出来るジギングロッドになっています。


 ●リアグリップの長さ

 リアグリップの長さのご要望もありました。

 リアグリップの長さですが、これは身長や手のリーチや好みが決定付けると思います。

 個々で適正と感じる長さが異なるので、何が正しいかは分かりませんが、

 既存のジギングロッドのリアグリップは、私達には少し短いと感じておりました。

 私達が適正と感じる長さを設定しました。


 ●フッキングがきちんと出来るロッド

 ぐにゃぐにゃしてフッキングした力が伝わらない感じがするジギングロッドではなく、

 フッキングパワーがあり、フッキングが決まるジギングロッドのご要望も多くありました。

 これもきちんと具現化されていると思います。

 ティップからバットへスムーズにパワーが立ち上がることで、

 フッキングのもたつき感はなく、シャープに決まると感じています。


 ●体力負担の軽減

 このご要望は、年が少しいった方からのご要望が多かったですが、

 体力消耗の軽減は小西も非常に感じております。

 『小西さんはGTやっているんで、近海ジギングは楽でしょ』 と言われますが

 全くそんなことはありません。

 GTとは使う筋肉が違うためと、近海はポイント移動が少ないので

 ジギングをしている実釣時間が長い為に疲れます。

 私自身が低負荷でも持続する運動に弱い面があります。

 高負荷 瞬発性のGT釣りよりも低負荷 持続性のジギングは体質的に疲れが後に残る傾向があります。

 疲れると集中力がなくなります。また、面白いという気持ちがなくなります。

 ”集中して楽しく釣りが出来ること” この部分は重要視しました。

 製品開発協力者の西尾さんや、私のジグのアクションは低負荷の傾向があります。

 逆に 松井さん 浅間さんはパワーがあります。

 疲れないジギングロッドが欲しいというご要望。

 高い性能を持ちつつ、疲れないジギングロッドが具現化できていると思います。


 ●ジグを投げてもライントラブルが無く、遠投が効く

 ジグを投げてもライントラブルが無く、遠投が効くものが欲しいというご要望もあります。

 これもきちんと具現化出来ています。製品開発協力者様も私も ライントラブルはほぼ皆無です。


 ●自動的に釣れるアクションが出るロッドが欲しい

 ”自動的に釣れるアクションが出るジギングロッド” は夢のようですが、

 ジギングはアングラーのアクションのスキルが釣果を決定すると考えています。

 自動的というのは無理ですが、PSCシリーズは、ジグの動きの把握がしやすいです。

 ”把握した状況に対応した魚が反応しやすいアクション” が少し経験を積んでいくと分かってくるはずです。

 会得に少し時間は掛かるかも知れませんが、これが分かった時のジギングは

 100倍くらい面白さが違います。

 PSCシリーズは、水中の様子がよく分かる、とても面白い世界があるので是非使ってみてください。



 ■その他のご要望をいただきました皆様へ

 地域的に特化したモデルは製品開発協力者様と検討していきます。

 (伊勢湾ライトジギングロッド ミドルヘビークラスのロッド 瀬戸内海ベイトロッド 

  その他の地域のご要望ロッド 1&Hロッド etc.)





 ■試釣会

 ジギングロッドはキャスティングロッドでの試投会の代わりに、遊漁船でジギングロッドの試釣会を

 行わせていただく予定をしております。

 実際に試してみたい方や細かい部分の説明を聞きてみたい方には 

 『カーペンタージギングロッド試釣会』 で見ていただける機会を設けさせていただきます。



 製品化のジギングロッド

 下記、3種類が製品化されたカーペンタージギングロッドです。

 現在テスト中の試作ジギングロッドもテストでOKになれば、随時これらに追加されていきます。


 ●PSC 61MLR/T(B)−S

 ●PSC 61MLRS/T(B)−S

 ●PSC 61MR/T(B)−S



 「スペック表だけでは現実的な使い方が見えない」との松井さんの考えから

 製品開発協力者様と小西の フィールドでの実体験を ロッドの説明とさせていただきます。

 この話を元に、ロッドの特徴や使い方をご理解いただければと考えております。

 “ご自分のフィールドではこのように使えそう” とシュミレーションしてみてください。


 ※私達の使用感は、アングラー個々で体力や好みが異なることで同一と感じない場合が

   ございます。






 ■ロッドの名称が表す内容

 ※PSC 61MLR/T(B)−S を例に説明


  (例) PSC    61      ML         /    T        (B)   −   
       ↓      ↓        ↓      ↓           ↓          ↓         ↓
      ネーム   レングス    パワー   アクション    アクションパターン  マテリアル    スピニング


 ■ PSC 61MLR/T(B)−S


 レングス: 6フィート1インチ (ワンピース)

 ロッドパワー: ML (ミディアムライト)

 アクション: R (レギュラーテーパー)


 ■PSC 61MLR/T(B)−S 解説

 PSCシリーズのML (ミディアムライト) クラスのパワーのロッドです。

 MLパワーを近海青物ジギングの標準パワーと考え、パワー設定しました。

 アクションは R (レギュラーテーパー) です。

 ハマチを釣っていても引き味を味わえて、ブリ ヒラマサの10kgオーバーにも

 対応出来る使用範囲が広いロッドだと考ています。

 ロッドは軽く疲れなく、使用感がよく、使用用途が広いので私達が近海青物狙いに一番のお勧めロッドです。

 ドテラ流しの場合、水深30〜60m ジグウェイト 110〜150g が使いやすいと感じることが多いです。

 バーチカルの場合 水深50〜90m ジグウェイト 140〜170g前後が使いやすいと感じます。

 推奨PEラインは2〜2.5号です。

 ロッドは非常に強いので3号も状況では使用しても問題ございません。





 ■PSC 61MLR/T(B)−S 丹後沖 白石での西尾さんの使用例

   


 2014年3月 丹後沖 (白石グリ) で製品開発協力者の西尾さんが7〜8kgのブリをキャッチ。

 状況は水深80m位 バーチカルジギング ジグウェイト150g  ジグのタイプ ショートタイプ

 アクションはスイミングアクション

 PE2号 ハンドル一回転あたりのリール巻上げ量 110cm 少しキャスト ボトムから10アクション位で

 ヒット。当日、ハマチが多い中、唯一のブリでした。





 ■PSC 61MLR/T(B)−S 玄界灘 壱岐での小西の使用例

   


 2013年12月 壱岐で小西が ヒラマサ11.5kgをキャッチ。

 状況は 水深65m 潮風逆 ドテラ流し ジグウェイト135g  ジグのタイプ セミロング

 PE3号 ハンドル一回転あたりのリール巻上げ量 94cm 少しキャスト アクションはワンピッチ

 ボトムから5アクション位でヒット。

 MLクラスですが10kgを超えるヒラマサにもロッドが負けないので攻撃的なファイトが出来ました。

 魚がスレた釣り場でタックルをライトにせざるを得ない場面で活躍してくれると感じています。





 ■PSC 61MLR/T(B)−S 丹後 シャロー ヒラマサでの松井さんの使用例

   

 


 丹後沖 中浜などのシャローでヒラマサ たくさんキャッチ。

 状況は 水深30〜50m ジグウェイト 100g前後  ジグのタイプ セミロング  アクションはワンピッチ


 PSC 61MLR/T(B)−S は丹後で増えているヒラマサにも

 使いやすい。





 ■PSC 61MLR/T(B)−S 玄界灘東部での松井さんの使用例

   


 玄界灘東部 状況 潮風逆 水深20〜50m 試作ジグ110〜130g アクションはワンピッチ

 潮によって PSC 61MLR/T(B)−S がよい時と PSC 61MLRS/T(B)−S が

 よいと感じる時があります。





 ■PSC61MLR/T(B)−S 丹後沖 白石での西尾さんの使用例

 


 2013年9月 丹後沖 (白石) ヒラマサ

 状況は 水深80m 試作ジグ140g  ジグのタイプ ショート アクションはスイミングアクション

 この年のこの時期は通常より深い所にヒラマサが居ました。

 ドテラ流しでしたが、潮、風が緩くジグはあまり流れずに船の近くにありました。


 
 ■ PSC 61MLRS/T(B)−S


 レングス: 6フィート1インチ (ワンピース)

 ロッドパワー: ML (ミディアムライト)

 アクション: RS (レギュラースローテーパー)


 ■PSC61MLRS/T(B)−S 解説

 上記説明の PSC 61MLR/T(B)−S と PSC 61MLRS/T(B)−S の違いはアクションです。

 R (レギュラーテーパー) と RS (レギュラースローテーパー) の違いがあります。

 PSC 61MLR/T(B)−S と PSC 61MLRS/T(B)−S はパワーは同じですが

 アクションが異なるのでフィーリングは大きく異なります。

 ティップからベリーの曲がる部分が多いのが PSC 61MLR/T(B)−S です。

 少ないのが PSC 61MLRS/T(B)−S です。

 パワーはMLで同等です。


 ドテラ流しの場合、水深20〜60m ジグウェイト 90〜150g が使いやすいと感じることが多いです。

 バーチカルの場合 水深50〜90m ジグウェイト 140〜180g前後が使いやすいと感じます。

 PSC 61MLRS/T(B)−S はティップからベリーの曲がる部分が少ないので、

 巻き主体の小さなアクションが付けやすいです。

 推奨PEラインは2〜2.5号 非常に強いので3号も使えます。

 大きなリフト力があり、ロッドを立てたファイトを得意とします。





 ■PSC 61MLRS/T(B)−S 玄界灘 対馬での小西の使用例

   


 2014年3月 対馬で小西が ヒラマサ8.5kgをキャッチ。

 状況は 水深25m位 潮北西→南東 風南→北 ドテラ流し ジグウェイト135g  ジグのタイプ セミロング

 PE3号 ハンドル一回転あたりのリール巻上げ量 94cm 

 アクションはワンピッチ ボトムから5アクション位でヒット。

 終始ロッドを立てたファイトでキャッチ。まだまだロッドにはパワーがありました。

 浅場の凸凹の地形のボトム付近でのヒットでしたが、もっと大きなヒラマサにも対応出来ると感じました。

 私のシャローでのアクションは、しゃくりのストロークは小さく、リールの巻き主体のアクションなので

 PSC 61MLRS/T(B)−S が使いやすいと感じます。





 ■PSC 61MLRS/T(B)−S 宇和海での小西の使用例

 


 2014年1月 宇和海 愛媛沖で小西が ブリをキャッチ。

 状況は 水深70m位 潮が緩いドテラ流しなのでジグは船の近くにあった。

 ジグウェイト130g  ジグのタイプ セミロング(試作) アクションはワンピッチ

 PE3号 ハンドル一回転あたりのリール巻上げ量 94cm ボトムから15アクション位でヒット。

 ドテラ流しでも潮が緩く、船の近くにジグがある時は水深が70m位でも使えると感じます。

 ジグが流れすぎると、ラインがゴムを引張っているようになるので、このようになると

 適正を超えたと考えてもう少しパワーがあるロッドにチェンジしています。





 ■PSC 61MLRS/T(B)−S 松井さん 佐田岬沖 玄界灘東部での使用例


 写真はありませんが、松井さんが四国 佐田岬 と 玄界灘 東部の釣行時に

 PSC61MLRS/T(B)−S が20〜40mで使い良く、ヒットが多かったとの

 お話をいただいております。この時の好印象から PSC61MLRS/T(B)−S を松井さんは

 製品化したいと一押しでした。

 潮が緩い時にもアクションを付けやすかったとのことでした。

 この時の松井さんのアクションはリールの巻き主体の小さなしゃくりのアクションとのことでした。


 
 ■ PSC 61MR/T(B)−S


 レングス : 6フィート1インチ (ワンピース)

 ロッドパワー: M (ミディアム)

 アクション: R (レギュラーテーパー)


 ■PSC 61MR/T(B)−S 解説

 PSC 61MR/T(B)−S は PSC 61MLR/T(B)−S のモアパワー版です。

 PSC 61MLR/T(B)−S よりもロッドパワーが欲しい時によいと思います。


 ロッドパワーが欲しいと感じる時は、ジグのウェイトを上げた時やジグが水深や潮の抵抗に負けた時です。

 ドテラ流しでジグが流れすぎると、ラインがゴムを引張っているようになるので、このようになると

 適正を超えたと考えています。

 このようになったら PSC 61MR/T(B)−S にチェンジしています。

 バーチカルでも同様の考え方でロッドをセレクトしています。

 ドテラ流しの場合、水深40〜70m ジグウェイト 130〜180g が使いやすいと感じることが多いです。

 バーチカルの場合 水深80〜130m ジグウェイト 160〜220g前後が使いやすいと感じます。

 推奨PEラインは2.5〜3号です。NZでのブランクの強度テストの時はPE4号を使っています。

 ロッドの破壊限界の強度が非常に高いので、場合によりPE4号をお使いいただいても問題ございません。

 製品開発協力者様の浅間さんに行っていただいているテストでは、このロッドにPE4号 フロロ20号でした。

 浅間さんは漁で効率性を求められるので、パワーは このM (ミディアム)がベストと感じておられます。





 ■PSC 61MR/T(B)−S 玄界灘 対馬での小西の使用例

   


 2013年6月 玄界灘 対馬で小西が ヒラマサ21kgをキャッチ。

 状況は 水深20〜35mのかけ上がりの30m位でヒット。

 ドテラ流し。 水深が浅かったことと潮が緩かったのでジグをキャストした。

 ジグウェイト140g  ジグのタイプ セミロング  アクションはワンピッチ

 PE3号 ハンドル一回転あたりのリール巻上げ量 94cm ボトムから4〜5アクションでヒット。

 PSC 61MR/T(B)−S のロッドパワーを十分に感じながら、

 安定して一定のプレッシャーが掛け続けられた。


 玄界灘では PSC 61MR/T(B)−S を 私は20〜30mの水深でも使っています。

 20mよりも浅い場所でも使用してヒラマサをキャッチしています。

 アクションは、リールの巻き主体の小さなしゃくりを行っています。





 ■PSC61MR/T(B)−S 玄界灘 七里ヶ瀬での小西の使用例

   


 2013年6月 玄界灘 七里ヶ瀬で小西が ヒラマサ14kg弱をキャッチ。

 状況は 水深50mでヒット。 ドテラ流し 潮は緩い。

 ジグウェイト140g  ジグのタイプ セミロング  アクションはワンピッチ

 PE3号 ハンドル一回転あたりのリール巻上げ量 94cm ボトムから4〜5アクションでヒット。


 PSC 61MR/T(B)−S は安心してファイト出来て、すぐにヒラマサは浮いてきました。

 大きなヒラマサが多い海域で、ライト感覚で使えて、大型ヒラマサと勝負出来るので

 私の中では、PSC 61MR/T(B)−S は 玄界灘で大変重宝しています。





 ■PSC61MR/T(B)−S 輪島での西尾さんの使用例

 


 2013年4月 輪島沖 ブリ 8〜10kgオーバーがたくさん釣れました。

 (※テスト釣行レポートで9kgと書いている魚は、西尾さんのも小西のも、持って帰られた方が測定したら

  10kgを超えていたそうです)

 状況は 水深50〜70m 風が強いドテラ流しでした。ジグウェイト170g  ジグのタイプ セミロング

 アクションはスイミングアクション


 PSC 61MR/T(B)−S はジグと船の距離が離れてもずっとジグの動きを把握できました。

 船中で一番のヒットでした。





 ■PSC 61MR/T(B)−S 玄界灘 シャローでの小西の使用例

 


 2013年7月 玄界灘

 状況は 水深12mでヒット。

 ドテラ流し 試作セミロングジグ 130〜150g  アクションはワンピッチ


 PSC 61MR/T(B)−S を 水深12〜20mで多用しました。

 小型のヒラマサでしたが、非常にたくさんキャッチ。

 リールの巻き主体のアクションで、ティップ先が5cm位しか動かないアクションです。

 このアクションですと、慣れれば PSC 61MR/T(B)−S を シャローで使うことが可能です。

 (PSC 61MR/T(B)−S をシャローで使う時は、潮の流れが0.8ノット以上は欲しい感はあります。

  潮が緩いとアクションが難しくなりますが、練習でなんとか克服出来ました)




 ・・・ お知らせ ・・・

 PSCシリーズのガイドの仕様や価格は5月頃までにカーペンターHPでお知らせをさせていただきます。

 秋には製品リリースが開始出来ると思います。

 ガイドの仕様や価格の発表後に受注を始めさせていただきます。


 4月12〜13日 京都で開催される JIG に 製品化が決定したカーペンタージギングロッド 3本と

 製品化が有力な試作ロッドを持っていきます。


 BLCシリーズやGTロッドのキャスティングロッドも持参します。

 製品開発協力者様 松井さん 西尾さん が来て下さります。

 ジギングロッド キャスティングロッドなどの色々なお話が出来ると思います。

 是非、遊びに来てください!


 春にはカーペンタージギング試釣会を予定しております。

 日時 場所はカーペンターHPで連絡させていただきます。



Copyright (c) Carpenter All Rights Reserved.

このホームページに関する一切の著作権は 株式会社 カーペンター に帰属します。